SKYBUS KLセントラル駅→KLIA2(クアラルンプール国際空港行き空港バス) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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先日、クアラルンプール国際空港からKLセントラル駅へ向かう空港鉄道についてご紹介しましたが、今回は同じ区間を運行する空港バスについて紹介したいと思います。

 

 

今回はKLセントラル駅から空港へ向かうために空港バスを利用しました。

KLセントラル駅の空港バス乗り場はKLセントラル駅に直結しているNU Sentralという商業施設の下にあります。

KLセントラル駅(モノレール駅以外)から空港バス乗り場へ向かうにはNU Sentralへつながるエスカレーターには乗らず、このエスカレーターそばにある駅の出口を一旦外に出て、出てすぐの所にあるエスカレーターや階段を下に下ります。するとすぐにバス乗り場が見えてきます。

乗り場には切符を販売する窓口の小屋があり、こちらで切符を購入してから乗車します。運賃は片道12リンギットです。空港鉄道は片道55リンギットですのでなんと半額以下の値段となっています。但し、空港バスではICカードの利用はできませんのでご注意ください。

なお、空港バスはKLIA(第一ターミナル)には止まらず、LCC(エアアジア等)の出発するKLIA2(第二ターミナル)へ直行しますので予めご注意ください。KLIA2とKLIAの間は無料シャトルバスや空港鉄道を利用して移動することができます。

 

KLセントラル駅とKLIA2を結ぶ空港バスはAERO BUS社とSKY BUS社の二社共同運行です。

今回はSKY BUS社の担当便に乗車しました。

 

 

車内は4列のリクライニングシートが並び、トイレの設備はありません。

シートピッチは日本の昼行高速バス程度の広さで、比較的ゆったりとしています。リクライニングも申し分なく倒れますので、空港までの移動時間を快適に過ごすことができます。

なお、バスの車内はかなり強めに冷房が効いています。暑いマレーシアではありがたいかもしれませんが、寒く感じることもあると思いますので、上に羽織るもの、或いは持ち運べるブランケットなどがあると重宝するかと思います(他のマレーシアの高速バスも全般的にエアコンが強めに効いています)。

 

 

KLセントラル駅で1本前のバスが混んでいたので見送り、次のバスにすぐに乗車しました。15分ほどで発車したので、おおむね15~20分間隔程度で運行しているとみてよいでしょう。

KLセントラル駅を出るとKLIA2まで途中のバス停には止まらず、ノンストップで運行します。バスは比較的すぐに高速道路に入ります。

 

 

マレーシアの高速道路は中間料金所で通行料金を収受する仕組みとなっているようで、何か所かの料金所に停車します。マレーシアの高速道路はICカード「Touch’n Goカード」で通行料金の支払いが可能となっており、このバスも「Touch’n Goカード」での支払いレーンを通りました。

 

 

途中、アジアハイウェイ2号線などを経由し、クアラルンプール国際空港まで渋滞等にかかることなく到達しました。

 

そしてバスはKLIA2に到着。KLセントラル駅からの所要時間は50分ほどでしたので、空港バスではおおむね1時間前後で移動できると考えてよいと思います。

 

 

KLIA2は空港バスの乗り場と到着場所が同じ場所になっており、空港の出発ロビーへはエスカレーターやエレベーターを使って移動しなければなりません。

KLIA2には複数のバス事業者の窓口が並んでおり、KLセントラル行きの他にもTBS行きやセレンバン行き、マラッカ行きなども運行されていますので、目的地によってはクアラルンプール市内に出ることなく直行できることもあるかもしれません。TBS行きに乗ればマレーシア最大規模と言えるTBS高速バスターミナルへ行けますので、空港バスと高速バスを乗り継いでの移動も便利です。