國光客運 紅2路 羅東轉運站→宜蘭轉運站の続きです。
宜蘭轉運站から徒歩5分ほどで宜蘭駅の裏口へ到達します。
宜蘭駅裏口にも立派な駅舎があり、駅舎内には日本の山陽電気鉄道(山陽電車)との提携を記念したパネル展示も行われています。
宜蘭からは福隆まで列車で移動することにしました。
福隆は優等列車の停車本数が少なく、この時間も優等列車は全て止まらない時間でしたので區間車を利用しました。東部幹線(宜蘭線)の区間車は頭城折り返しとなる便も多く、頭城から先、福隆、瑞芳方面へ向かう區間車は毎時1本程度の運行です。
今回乗車した區間車は花蓮からやってきた樹林行きの列車で、車両はEMU500型電車でした。
更新工事が行われた車両で、車内ドア上には次駅表示が可能なLEDが取り付けられ、車内放送にチャイムも追加されています。
花蓮駅~蘇澳新駅間の區間車も2時間に1本程度と本数が少ない上、この列車は4両編成でしたので混雑も覚悟していましたが、幸い車内はガラガラでした。
列車は東部幹線を各駅に停車しながらのんびりと進んでいきます。
途中、車窓から海が見える所も多く、景色のよさそうな駅もいくつかありました。
山陽電車との提携のきっかけともなった日台同名駅の亀山駅にも停車します。
亀山駅では太魯閣号の通過待ちのために少々停車しました。東部幹線は花蓮、台東方面を結ぶ優等列車が毎時2本以上運行されており、さながら特急街道のような雰囲気です。
區間車がこれらの列車を待避することも少なくなく、この列車も宜蘭から福隆までの間に2本の優等列車に抜かれました。
そして宜蘭から1時間10分ほどで福隆駅に到着。優等列車に30分ほど遅れている便があり、待避で遅れをもらってしまったためにこの列車も20分ほど遅れての到着となりました。
福隆駅は海水浴場で有名な場所で、この日は日曜日ということで多くの観光客でにぎわっていました。
駅前には弁当店が数多くあり、どこのお店も弁当を買い求める客で溢れかえっていました。駅を出てすぐの所にある郷野便當はかなりの有名店のようです。
かつて福隆駅ではホームでも駅弁販売が行われていました。
ホームで弁当を販売していた「福隆月台便當」は駅を出た先にある大通り沿いに今も店を構え、店舗でのイートインとテイクアウトの弁当店として営業しています。
ホームで販売されていた最もオーソドックスなお弁当は60元(210円)という安さで、店内で食べるとセルフサービスのスープが無料でついてきます。
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