前回の香港エクスプレスUO192便 香港→台中(清泉崗) の続きです。
台中空港から各地へのアクセスは市内路線バスのみとなります。ターミナルを出た所には大きなバス乗り場(台中航空站)があり、ここから各方面への路線バスに乗車することができます。
バス乗り場のそばにはバス待合室があり、この待合室内には各路線の接近状況を確認できる液晶モニターが設置されています。バスはあっという間に出ていくこともありますので、到着5分前くらいには乗り場に出るようにしましょう。
まずは162系統から。中台湾客運の運行する路線で、嘉陽高中と沙鹿の間を台中航空站経由で運行しています。台鐵沙鹿駅にも停車しますので、海線方面へのアクセスにも便利です。
車両はマイクロバスを使用していました。
こちらは123系統。慈濟醫院と梧棲觀光漁港の間を台中航空站経由で結びます。
こちらも台鐵潭子駅を経由するため、海線方面へのアクセスに便利な路線です。
仁友客運が運行しており、車両は台北客運から移籍してきた路線型車両が使用されていました。
台中航空站を始発とし、静宜大学から旧BRT区間を走行。福安(中港)、秋紅谷(朝馬)、市政府などを経由して台鐵台中駅、台中公園へと運行します。台中駅までは1時間少々の所要時間です。
統聯客運の運行で、旧BRT区間を走ることから車両はノンステップバスが使用されます。
尚、昼間はおおむね15~20分おきに運行されていますが、朝夕を中心に1時間程度間隔の開く時間帯もありますので、事前に時刻表などをホームページなどで確認することをおすすめします。
このほか、高鐵台中駅行きの156系統や豊原方面への系統も複数あり、台中市内各地へバスでアクセスすることができます。
また、本数は少ないですが、日月潭行きのバスも台中航空站に乗り入れています。
各路線とも悠遊カードなどのICカードが利用できますが、台中空港内にチャージできるコンビニ等はなく、予め残高があるカードを持っている必要がありますので注意が必要です。
私はというと、この後302系統を利用して台中駅方面へ向かいました。
朝馬などの繁華街を通り、また台中駅へも向かう便利な系統ということで、発車間際には座席が埋まる程度の乗車があり、静宜大学からは立席が出るほどになりました。旧BRT区間での乗り降りも多く、台中駅近くまで混雑は続きましたが、無事に1時間程度で目的地の台中駅付近までたどり着きました。