高雄客運9189路(墾丁快線) 恆春轉運站→枋寮站 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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前回、墾丁快線の乗車レポートを紹介しましたが、今度は他社の車両について取り上げます。



墾丁快線は國光客運、高雄客運、屏東客運、中南客運の4社共同運行です。今回、恆春から枋寮に向かう際、丁度高雄客運の墾丁快線がやってきましたので、乗ってみることにしました。

同区間は9117や9188系統(墾丁列車)も走っており、そちらの方が運賃が安いためこんな乗り方をする人はそうそうおらず、この便も恆春からの乗車は私一人だけでした。

墾丁快線は左営から乗る場合以外は予約は不要です。ICカードを乗降時にタッチして乗車しました。



 

高雄客運便も車内は偏心3列シートを採用。横幅たっぷりのシートは快適そのものです。

但し、國光客運便とは違い、車内トイレはなく、乗り通しだと2時間ほど我慢することになりますので注意が必要です。ミネラルウォーターは運転席横の段ボール箱よりもらうことができます。また、フリーWiFiについてもこちらの車両には搭載されていました。


 

左営行きでは一人掛け席は山側になります。人家のあまりない場所をバスはかっ飛ばしていきます。途中で9188だったかの高雄行きのバスを猛スピードで追い抜いたときは思わず苦笑い。あちらは各駅停車なので墾丁快線の方が急行運転を行っている感じになります。

車窓に台鐵南廻線の線路が見えたら枋寮の街はもうすぐ、途中から商店の立ち並ぶ道に入り、街中へと進みます。



かなりかっ飛ばしていたので、枋寮までわずか30分少々で着いてしまいました。枋寮駅での乗降はやはり私一人だけ。時間帯の問題もあるのでしょうが、枋寮駅からの乗車もなかったのは意外でした…。


墾丁快線の高雄客運便に乗ってみましたが、3列シートでドリンク、WiFiつきと國光客運とは設備に大差はなく、同様に快適に過ごせると思います。一方で、車内トイレがなく、途中休憩も設けられていないことから、トイレが近いという方は、國光客運便を狙って乗った方がよいかもしれませんね。