黒酢と黒酢の効果
黒酢で健康的な生活を手に入れるために抑えておくべきポイントを、お伝えします。黒酢の効果をより高めるための摂取方法から、黒酢に含まれるアミノ酸を、その作用から選ぶ方法までご紹介します。
栄養成分を豊富に含む黒酢は、手軽に摂取できる健康食品です。その黒酢の良さを最大限に活かすために知っておくべきポイントをお伝えします。
健康になるための黒酢の摂取方法
黒酢は薄めて飲む
黒酢は強い酸性であるため、原液で飲むと胃に刺激を与えてしまいます。黒酢を飲む場合は、必ず薄めてください。目安は10～25倍希釈で、黒酢大さじ1杯に対して水5杯ほどです。水だけでなく、お好みのドリンクで割っても構いません。
黒酢の多量摂取はやめましょう
身体に良いからといって、黒酢をたくさん摂取しすぎることはやめましょう。黒酢の1日の摂取上限は30ml（大さじ2杯ほど）です。数回に分けて飲むことで効果が期待できますので、まずは1日3回などで分けてみると良いかもしれません。
料理やサプリメントでの黒酢摂取も
黒酢は飲むだけでなく、料理にも積極的に使用すると良いでしょう。ただし、食事だけで黒酢の効果を得るには限度もあります。黒酢を飲むのが苦手という方は、黒酢のサプリメントを活用しても良いでしょう。
黒酢摂取のポイントは継続すること
黒酢は毎日摂取することで、健康的な効果を期待できます。無理をしない程度にコンスタントに摂り続けるよう心がけてください。
健康になるための黒酢は「アミノ酸」で選ぶ
黒酢で注目すべき栄養成分は、アミノ酸です。黒酢には一般的に17種類のアミノ酸が含まれており、そのうち必須アミノ酸は8種類、非必須アミノ酸は9種類です。
黒酢はもともとアミノ酸が豊富ですが、そのなかでもアミノ酸含有量が多いものを選ぶとより効果が期待できます。また、ご自分の身体に必要なアミノ酸が含まれているものを選ぶのも良いでしょう。
黒酢に含まれるアミノ酸の種類とその作用をご紹介します、
必須アミノ酸
- バリン…筋肉、肝機能の強化
- ロイシン…肝機能亢進、筋肉強化
- イソロイシン…成長促進、血管拡張、肝機能亢進
- メチオニン…アレルギー反応の緩和、抗うつ効果
- リジン…カルシウムの吸収サポート、肝機能亢進
- スレオニン…脂肪肝予防
- ヒスチジン…神経機能の補助、発育促進
- フェニールアラニン…神経伝達物質の生成、精神安定
非必須アミノ酸
- アスパラギン酸…神経伝達物質の生成
- グルタミン酸…脳の機能向上
- セリン…脳細胞の活性化
- アラニン…肝機能の改善
- シスチン…解毒作用
- チロシン…神経伝達物質の生成
- グリシン…安眠効果
- アルギニン…免疫力向上、脂質代謝
- プロリン…コラーゲンの材料
黒酢は継続的な摂取によって、効果が得られる食品です。毎日摂り続けられるような、ご自分に合った黒酢を見つけて、身体の内側から健康を目指しましょう。