野菜・野菜スープ・味噌汁
世間にはさまざまなダイエット方法が出回っていますが、そのほとんどが過酷で続きにくい。できれば無理なく楽に痩せたいと思う方は少なくないでしょう。そのイメージに近いのがサラダボウルダイエットです。実際に効果が出ると噂になりポピュラーになったサラダボウルダイエット。ここではサラダボウルダイエットの効果や、正しい実践方法について詳しく解説します。

サラダボウルダイエットとは
サラダボウルダイエットとは、その名の通り夕食の前にサラダボウル1杯分のサラダを食べるダイエット方法です。基本的には1日3食、適量であれば何を食べてもかまいません。しかし3食を必ず食べ、間食を絶対にしてはいけません。
また、痩せようと意識し過ぎて絶食することも禁止です。まずは3食きっちり摂るという事が大前提です。その上で、食べるサラダには3種類以上の野菜を入れるようにしましょう。
1種類だけに偏ってしまうのはオススメできません。
味付けはノンオイルのドレッシングなどを選びましょう。サラダ自体にそれほど味があるわけではないので、飽きがこないように好みのノンオイルドレッシングを数種類用意しておくこともオススメです。
サラダボウルダイエットの効果
そもそもなぜ食前にサラダを食べることでダイエットの効果が期待できるのでしょうか。人間の身体は食前に十分な食物繊維を摂取することによって、身体の代謝が高まります。また先に体内に入った食物繊維が、その後入ってくる栄養素を吸収しにくくする作用があるので摂取カロリーを減らすことができます。
さらに多量の野菜を食べることで噛む回数が多くなり満腹感を得やすくなります。
サラダボウルダイエットの効果を高めるために
サラダボウルダイエットは夕食前にボウル1杯のサラダを食べるだけでも高い効果が期待できますが、さらに効果を高めるためにいくつかのポイントがあります。どれも簡単なものなので、是非実践してみましょう。
わかめをプラスしよう
サラダボウルダイエットを行う際は、3種類以上の野菜を用いることが大切ですが、さらにわかめをプラスしてみましょう。わかめは他の野菜に比べて低カロリーで、さらに食物繊維も豊富で腹持ちがよいのが特徴です。また自然と噛む回数も増えるので満腹感も得やすくなります。
タンパク質と低脂質をプラスしよう
タンパク質を含んでいて低脂質な豆腐やカニカマなどをプラスしてみるのもオススメです。
そもそも野菜だけを摂るのが目的ですが、毎日の事ですから飽きてしまう事もあります。飽きて途中で断念するよりはアクセントをつけて楽しみながら実践する方が効果を期待できるので、タンパク質と低脂質をサラダに添えてみても良いでしょう。
しかし大量に入れてしまっては意味がないので、あくまでもアクセント程度にしましょう。
メインの食事は温かいものがオススメ
サラダには水分が多く身体を冷やしてしまう事があります。量が多ければ多いほどその可能性は高くなります。それを防ぐために、サラダを食べた後のメインの食事は温かいものを摂るようにしましょう。
また、体温を上げることはダイエットにも効果的なので、温かいスープや味噌汁などを摂るようにしましょう。
サラダボウルダイエットは特別に用意するものもなく、今日から簡単に始められるダイエット方法です。また身体に負担を掛けずに無理なく続けていくことができます。今日の夕食前から是非実践してみましょう。