サプリで摂取も可能!DHAを積極的に摂ってほしい人とは | h4z3f2のブログ

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DHA・EPAの摂取方法

DHAは、健康維持に欠かせない成分です。しかし、体内では作ることができないため、意識的に外から補ってあげる必要があります。特に積極的に摂取してほしい体質、生活習慣を持つ人について、DHAの効果に基づきお伝えいたします。

 

DHAってどんな成分?

DHAは、主に青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸です。冷たい海に生息する魚の脂であることから、低温状態でも固まらないという特徴を持ちます。

 

血行促進効果や血液をさらさらにする効果、血圧の上昇を抑える効果などがあるとし、健康を維持するうえで欠かせない成分とされていましたが、特に注目を集めるようになったのは、1989年に発表されたイギリス人研究者の著書からでした。「日本の子どもの知能指数が高いのは、日本人が昔から魚をたくさん食べていたことが理由の一つ」という研究結果が記されたことで、DHAは世界中から注目されるようになったとされます。

 

このように、DHAは生活習慣病の予防だけでなく、記憶力の向上や、その他のさまざまな健康効果が期待できる成分といわれています。

DHAを積極的に摂ってほしい人とは

それでは、具体的なDHAの効果に基づき、特に意識的に摂りたい体質、生活習慣を持つ人についてご紹介します。

(1)物忘れが多い人・脳を活性化させたい人

脳には、有害なものが入らないようにするフィルターのようなものが存在しており、これが、脳に入れる成分と入れない成分を選別しています。DHAは、そのフィルターを通過できる数少ない成分のひとつです。特に、記憶や学習能力に関わる海馬に多く集まり、脳を活性化させる働きをします。そのため、海馬のDHA量が頭のよさを決めるとの見解もあります。認知症患者に6か月間DHAを摂取してもらったところ、計算力や判断力が高まったという実験結果も報告されています。

 

(2)血流をよくしたい人

DHAには、血管や赤血球の細胞膜をやわらかくする働きがあります。そのため、DHAを摂取すると血液がサラサラになって流れもスムーズになるため、動脈硬化の予防につながると考えられています。

(3)生活習慣病が気になる人

DHAには、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす作用もあります。これにより血流が改善されるので、心筋梗塞や脳梗塞、高血圧、高脂血症などの生活習慣病も予防できると考えられています。

(4)目の健康が気になる人

DHAは、目の網膜にも入り込める数少ない成分のひとつです。事実、目の網膜に含まれる脂肪酸の40%~60%を占めることがわかっています。DHAを十分に補うと、近視が改善されて集中力が向上したり、動体視力の改善につながるとされています。また、未熟児に摂らせると、未熟児網膜症のリスクを減らせることも明らかになっています。

サプリメントでの摂取をおすすめしたい人

DHAは、サバやアジ、さんまなどの青魚や、脂ののった魚に多く含まれます。しかし、近年は食生活の欧米化による嗜好の変化により、特に若い世代において魚の摂取量が減っています。DHAの1日あたりの目標摂取量は、1gとされています(厚生労働省の発表)。これを魚で摂ろうとすると、DHAを豊富に含むもので週に3回以上、1食は食卓に上げる必要があります。魚を食べる習慣がない、単身赴任などで料理をほとんどしない、魚が嫌いという方は、サプリメントでの摂取をおすすめします。ただし、サプリはあくまでもサポートにすぎないので、できるだけ食事でとり、不足分を補うものということを忘れないようにしましょう。