
健康的に痩せるためには運動による脂肪燃焼が必須です。しかし、「運動なんてめんどくさい…」という人も多いのではないでしょうか?そこで、ここでは運動以外で脂肪燃焼効果を得ることができる方法をいくつかご紹介していきたいと思います。
運動せずに痩せる方法とは?
運動せずに脂肪を燃焼させ痩せることができたら…と考えたことのある人も多いのでは?運動以外で脂肪を燃焼させる効果があるといわれているものにはこのようなものがあります。
・食生活の改善
やはり、ダイエットのためには食事をある程度制限する必要があります。特に、脂肪の燃焼に深い関係を持つ血糖値は食事によって上昇します。脂肪を燃焼させるためには、血糖値の急上昇を避ける内容の食事を摂取することが推奨されています。おすすめは日本古来の和食で、主食となるお米は腹持ちもよく血糖値の上昇もゆるやかです。運動をせずに痩せたいと願うならまずは、食生活を見直してみましょう。
・エステ
エステサロンが行っている施術の中には、脂肪を燃焼させて排出するキャビテーションという施術があります。これは脂肪細胞に超音波を当てて、脂肪細胞を破壊することで乳化し、皮下脂肪をなくすというものです。脂肪細胞自体に作用するので、脂肪細胞の数を減らすことができ、太りにくい体に体質を改善することができるといわれています。
・リンパケア
リンパマッサージではなく「リンパケア」です。マッサージ自体に脂肪燃焼の効果はありません。リンパケアは、優しく触れたり、呼吸法を用いたり、体を揺らしたりしながらケアする方法です。リンパケアをおこなうと、細胞と細胞の間のリンパ液(間質リンパ液)の流れがよくなるため、そこにたまった老廃物を排泄できます。代謝がよくなるので、脂肪燃焼も促進されます。
・サプリメント
脂肪燃焼をサポートするサプリメントを活用するのもひとつの方法です。筋トレなどの激しい運動だけではなく、日常生活で体を動かすために消費されるエネルギーの燃焼も促進することが期待できます。
脂肪燃焼をサポートする栄養素
どうしても運動したくない…という人は、脂肪の燃焼をサポートする栄養素を積極的に摂取してみるのもいいかもしれません。
・L-カルニチン
細胞内で脂肪を燃焼させるミトコンドリアに脂肪を運ぶ役割をもっているのがこのL-カルニチンです。脂肪をエネルギーに変える働きを助けます。羊肉やカツオなどに多く含まれている栄養素のひとつで、脂肪燃焼サプリメントの主成分としてもよく用いられています。
・コエンザイムQ10
細胞の中にあるミトコンドリアに運ばれた脂肪酸を燃やしてエネルギーにする役割を担っているのが、コエンザイムQ10です。コエンザイムQ10はスキンケア成分としても有名ですが、脂肪燃焼にも欠かすことのできない成分です。加齢とともに減少していくものなので、外部からの補給が脂肪燃焼をサポートするポイントです。
・茶カテキン
緑茶や紅茶の渋み成分がカテキンです。殺菌作用のある成分としても有名です。中性脂肪の減少に効果を発揮することからトクホ製品にもよく配合されています。血糖値上昇を抑制する作用があるので、体内に脂肪を蓄積させる働きのあるインシュリンの分泌も抑えることができるといわれています。
・ビタミンB群
ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質の代謝に深く関わる栄養素です。ビタミンB群が不足すると脂肪はそのまま体脂肪に、余分な糖質も脂肪として蓄積されてしまいます。また、タンパク質は筋肉や臓器、皮膚や毛髪などのもとになる栄養素です。ビタミンB群が不足し、タンパク質の代謝が滞るとそれらの細胞の生成も滞ることになります。