天国はまだ遠く~うつ病からのリカバリーストーリー -8ページ目

天国はまだ遠く~うつ病からのリカバリーストーリー

2004年10月うつ病発病からのわたしのリカバリーストーリーです。多くの人がうつ病になったことを「恥ずかしい」「隠したい」と考えがちです。「うつ病になったからこそ、人生が輝くようになった」と思える人を増やしていきたい。そんな思いの実現を目指して活動中。

5月23日、塩尻市のレザンホールで開催された中村雅俊さんのコンサート「ドンマイ! Don't Mind!」に行ってきました。

 

中村雅俊コンサート「ドンマイ!」レザンホール公演ポスター


俳優・歌手として長年にわたり第一線で活躍されている中村雅俊さん。ドラマや映画での活躍はもちろん、「ふれあい」「俺たちの旅」など数々の名曲で知られ、その温かく包み込むような歌声と、人生の機微を感じさせるステージで、世代を超えて多くのファンを魅了し続けています。

今回の公演タイトルは「ドンマイ! Don't Mind!」。長いキャリアの中で培われた円熟味あふれる歌声と語りを堪能できる、特別なひとときとなりました。

ステージでは楽曲だけでなく、中村さんならではの軽妙なMCもたっぷり。私も鑑賞した映画『五十年目の俺たちの旅』がロングランヒットしていることや、来年放送予定の大河ドラマの撮影に入ること、さらに元付き人だった俳優の小日向文世さんとのエピソードなどの話題が次々と語られ、会場は温かな笑いに包まれていました。

一方で、4月28日に最愛の奥様が急逝されたという報道に接し、今回のコンサートがどのような形になるのだろうと気になっていました。しかし、公演は予定どおり開催されました。

中村さんの楽曲には、恋人や人生のパートナーへの思いを歌ったものが数多くあります。時折こみ上げる感情を懸命にこらえているように感じる場面もありました。それでも最後まで変わらぬ歌声を届けてくださる姿に、胸を打たれました。お元気そうな様子を見ることができて、本当に良かったです。


アンコールでは、代表曲「ふれあい」が披露されました。私自身、この曲に何度も励まされてきました。つらいとき、人は正論やアドバイスよりも、「わかるよ」と寄り添ってくれる存在に支えられることがあります。『ふれあい』は、そんな人の弱さや温かさを、飾らない言葉で自然に歌い上げた楽曲ではないでしょうか。

誰かとの何気ない会話や挨拶、ラジオを通じたつながり、ピアサポートグループでの交流――。そうした小さな「ふれあい」が人を支え、前を向く力になることを、この歌はあらためて教えてくれました。

2時間あまりのコンサートでしたが、中村雅俊さんの歌の力と温かい人柄を感じることができた、心に残るひとときでした。

 

中村雅俊コンサート 2026 チラシ