2026年10月2日から公開された『時給三〇〇円の死神』を観ました!(鑑賞日:2026年10月3日)

 

時給三〇〇円の死神 ポスター

 

 

解説

西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子が主演を務め、小説家・藤まるが2017年に発表したライトノベル「時給三〇〇円の死神」を実写映画化したヒューマンドラマ。

不祥事を起こした父親の逮捕、両親の離婚など、不幸続きの人生に絶望する大学生の佐倉真司は、同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。仕事内容は、この世をさまよう死者の心残りに寄り添い、願いを果たす手伝いをして、あの世へ送り出すこと。雇用期間は6カ月で、依頼内容は郵便受けに投函され、時給はたったの300円だが、最後までやり遂げれば特別賞与として願いをひとつかなえてもらえるという。花森とバディを組み、さまざまな死者たちの想いを見届けるなかで、佐倉の止まっていた人生は少しずつ動きはじめる。

佐倉の元恋人・朝月静香役で渋谷凪咲、訳ありの死者の少年役で齋藤潤、物語の鍵を握る死者の少女・四宮夕役で泉谷星奈、出産時に命を落とした広岡加奈役で佐津川愛美、佐倉の父・鷹矢役で山口馬木也、謎めいたホームレス・雨野役で小澤征悦が共演。「ストロベリームーン 余命半年の恋」「美しい彼 eternal」の酒井麻衣監督がメガホンをとり、「366日」の福田果歩が脚本を手がけた。

 

時給三〇〇円の死神 : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com

 

今日、映画『時給三〇〇円の死神』を見てきました!いい話ではあるのですが、一つひとつのエピソードがやや弱く感じられて、あまり感情移入できませんでした。ラストシーンも、どう受け止めればいいのか、私には少しわかりづらかったです。期待していた分、ちょっと残念だったかな、というのが正直な感想です。

 

一方で、印象に残ったのは、死神のアルバイトを最後までやり遂げると「どんな願いでも一つだけかなえられる」という条件。自分だったら何を願うだろう、と考えながら観ていました。

 

観賞中、特に気になっていたのが「人生のロスタイム」の仕組みでした。ロスタイム中の死者の姿は、普通に生きている周囲の人間からどう見えているんだろう?と気になっていたので、帰宅後に少し調べてみました。作中での設定によると、ロスタイム中の死者は生前と同じように普通に生活を送っているため、主人公の佐倉も説明を受けなければ生きている人間と区別がつかないそうです。しかも、死神のアルバイトである佐倉や花森だけでなく、周囲の一般の人々にもその姿ははっきりと見えています。死の事実が一度なかったことにされた「偽りの時間」の中で、もう一度日常を生き直している状態だからなのだと分かりました。そして、そのロスタイムが終わってあの世へ旅立つと、その期間中に起きた出来事や死者の記憶は周囲の人々から消えてしまいます。

 

この設定を知り、「あ、そういうことだったのか」と改めて理解することができました。設定をしっかり把握したうえで作品を振り返ってみると、より一層納得がいきました。