今週は久々にノーポジション ... 8ヶ月ぶりでしょうか?
 ドル円の下落が遅いばかりに長~い取引になってしまいました
 もうポジションもないし分析も止めてもいいのですが、勘をにぶらせないために気になったことは書き留めておこうと思います

 東京NYチャートを見ると、11/25~11/27 にかけてはロンドン時間にドル円が大きく動いています
 11/25 といえばドバイの債券発行が報じられた日。今から思えば、その欧州時間からドバイショックが始まっていたということでしょうか

 11/27 は 84.79 をつけた後、86.99 まで上昇。長い下髭をつけていますので、これは短期的な上昇のシグナル。例のごとく 12/04 (金) の雇用統計までは戻り高となるかもしれません

 とりあえず1月の安値 87.10 が上値抵抗になっているようですが、仮にここからさらに戻り高となると、東京NYチャート窓明け前の11/25 の東京時間終値 88.32 が次の上値抵抗
 さらに「10/27 92.33 -> 11/12 90.60」のラインの12/04 の値は、ちょうどこの水準である 88.29

 今年の取引はもう止めてもいいと思っていますが、雇用統計前後に 88 円近辺まで上げてくるようなことがあると、88.50 あたりにストップをおいて少額のドル円ショートを持ってしまうかもしれません


・レジスタンス(11/30)

(1) 87.10 1/21 安値
(2) 88.32 11/25 東京時間終値 (ドバイショック前)
(3) 88.57 11/23 安値 (ドル円急落前のレンジ下限)
(4) 88.87 10/27 92.33 -> 11/12 90.60 の超短期下降トレンドライン
(5) 90.02 08/10 97.72 -> 10/27 92.33 の短期下降トレンドライン
(6) 92.33 10/27 高値
(7) 92.54 9/21 高値
(8) 94.45 04/06 101.44 -> 08/07 97.78 の中期下降トレンドライン
(9) 95.58 2007/06/22 124.12 -> 2008/08/15 110.66 の長期下降トレンドライン
(10) 101.44 04/06 高値

・サポート(11/30)

(1) 80.76 05/22 93.85 から引いた短期下降トレンドラインとの平行線
(2) 79.75 1995/04/19 史上最安値
(3) 75.83 2008/3/17 95.77 から引いた長期下降トレンドラインとの平行線
 
 週末にドル円が84円まで下がったことで円高が一般紙を飾るニュースになっています
 14年ぶりということがニュースになるらしいのですが、当時とはアメリカの物価が異なります。1995年の84円と今年の84円を一緒にしてはいけません

 日本の物価指数をみると、この14年間国内の物価はほとんど変わっていません
 一方アメリカは年間1%~4%程度のインフレが続いていて、この14年間で物価が40%上昇しています

 つまり物価に対する円の価値がほとんど変わっていない一方、ドルの価値は14年間で40%落ちています。それでは、ドル安円高になるのが当たり前

 1995年のドルの安値は 79.75 円
 日米のインフレ率の差から計算すると、今年の物価ではドル 56.44 円に相当します
 当時の80円割れが異常だったということですが、逆にいうと今のドルにはまだまだ下げ余地があるということ

 また2006年のドルの高値は 124.12 円
 1995年の日米の物価で計算すると、これは当時のドル 169.23 円に相当します
 実はこれも異常な円安だったといえるでしょう
 そんな異常な円安に支えられて輸出産業が業績を伸ばしていたのが「実感なき好景気」の正体だったわけです

 円高が原因で輸出産業の業績が落ちて不景気になる、だから政府はドル買い介入すべき、という意見の人もいるかもしれません。しかし、むしろ現在のほうが日米の物価からみたドル円の適正水準に近いのではないでしょうか?
 そんな水準で国の借金を増やしてドル買い介入することには、とうてい賛成できません


 昨日は東京時間に 87.10 をようやく下抜け
 先ほど一気に84円台まで下落しました

 今年の春先に立てたシナリオでは「9月初旬に 87.10 を下抜け」と予想してましたが、3ヶ月遅れでようやく実現
 過去25年のドル円には「一度下落トレンドになったドル円は、前回の安値を更新するまで下げ続ける」という法則があります。今年のドル円も過去と同じような値動きの範囲内だったというべきでしょうか?

 さてこれからドル円がどこまで下がるかですが、プラザ合意の時期を除いてドル円の底値はおおよそ20ヶ月移動平均の -10% ~ -20 % の範囲内
 既に -10% 以上下回っているので、既に底値をつけていたとしても過去と同様の値動き

 つまり既にドル円の売りが難しい(=儲けにくい)状況です
 難しいところで頑張る必要はないかと思います

 今年の取引はもうおしまいかな?

・レジスタンス(11/27)

(1) 87.10 1/21 安値
(2) 88.57 11/23 安値 ドル円急落前のレンジ下限
(3) 89.01 10/27 92.33 -> 11/12 90.60 の超短期下降トレンドライン
(4) 90.12 08/10 97.72 -> 10/27 92.33 の短期下降トレンドライン
(5) 91.29 11/04 高値
(6) 92.33 10/27 高値
(7) 92.54 9/21 高値
(8) 94.49 04/06 101.44 -> 08/07 97.78 の中期下降トレンドライン
(9) 95.62 2007/06/22 124.12 -> 2008/08/15 110.66 の長期下降トレンドライン
(10) 101.44 04/06 高値

・サポート(11/27)

(1) 80.86 05/22 93.85 から引いた短期下降トレンドラインとの平行線
(2) 79.75 1995/04/19 史上最安値
(3) 75.87 2008/3/17 95.77 から引いた長期下降トレンドラインとの平行線