LOOK KG181 | 10:00.0P-CYCLE-TEAM

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【一歩前進できるかな?】の姉妹版 です。
自転車の世界を通して思うこと 考える事

LOOK KGシリーズ

                                            2012 March LOOK KG181

カーボン美人 のニックネームを 持つ LOOK KGシリーズ
この 美人は ただの 美人で綺麗 だけでは ないようです。

実は 棘を持った 【 じゃじゃ馬 】

単に 振動吸収性が 良い 悪い Frame 剛性が とかでは 無く
LOOK 自転車 全体に言えるのですが
走行させますと 良く走る いつの間にか 自己のMAXで 走らされ
気が付くと もう 脚が無くなって いる。

そうなんです 自転車から 無言のうちに 【 もっと・もっと・もっと!! 】
と囁かれ おとなしそう イメージなのですが 実は 【鬼娘】
※ たとえば 見た目は ファションモデルなのですが 実は 100mを 10秒で 走る  実力持った Super girl 

歴代の LOOK KG

KG86 (TVT製Carbon Frame)

LOOK KG86



当時の LOOKは クロモリ・アルミ が主流の中 あえて Carbon素材で 発表
当然 剛性は おとり 評価は ぐにゃ・ぐにゃ の 自転車 と悪評を受ける。
ここから このスタイルに ハイスペックが 詰め込まれて行きます (#^.^#)

そして KG96

KG96


この時点の特徴は しなやかな乗り心地 
加速も対応 特にヒルクライムModelとしては 欠かせないと称賛される。
※この時点でも 上級者用とは言えず 
ポタ用/ロングラン用・・・ しなやかな乗り心地が 疲れを感じさせない

そして名機 KG171 

KG171

 

KG171で 活躍した 方達 
■ リュック・ルブラン・・・・・・・・・・・'94世界選制覇、
■ ローラン・ジャラベール・・・・・・脅威のオールラウンダー 世界ランク1位を独占
この初期 LOOK KG Modelは  アルミラグにクロモリコラム ですが 当時は 軽量の部門に属する。 

そして Carbon美人 変革期 素材変更 ここから 今のLOOKのroots が始まる
LOOK KG181

LOOK KG181



LOOK KGの最大の弱点 フロントフォーク 
※ しなるフォーク のLOOK 
まだ KG181でも 克服出来ては いませんでした 
個人的に 思うのに このフレームstyle で完成されたのが LOOK KG381に採用された
フォーク HSC3が 限界だったのか? 
又Frameの丸パイプから変形パイプになったのは KG281あたりから 始まってます。

LOOK KG481 からは Frame のstyleが 一新されますので

KG86~KG381 までが LOOK Carbon美人時代
KG481~695(現在進行形) がCycle業界の頂上を目指す Carbonハイエンド時代。

≪ 考 ≫
時代で考えますと 当初 周りは アルミ/クロモリの 全盛時代
そんな 時代で LOOKの CarbonBike 乗り換えの 第一印象は
全く別物の 自転車として 見えたのでしょう 

成熟した素材 クロモリ自転車は 各ブランドごとに 乗り味もさまざまで
強剛性のガンガン来る コルナゴ しなやかなベルベットの乗り心地 デローザ・チネリ 
現行の ハイエンドModel にも引けをとならい Modelが目白押し
但し 重量は どうしても 重くなる Styleの差別化が 大きく出来ない 
ことが各メーカーが抱えた問題点 
ここがクロモリ素材の 最大の短所  (※短所=長所でも有ります)

又自転車以外の業界 たとえば 車関係では 
フェラーリは 1969年には ディノ を発表し LOOK KG86 と同じ年には
フェラーリ 308GTS 翌年 1987年には F40 

F40


そうなんです 自転車業界は 完全に 遅れを取っていたのです。
こんな時代背景 の中 未来への 可能性を 自転車業界が 
模索するのに 現行の素材では 限界を 感じていたのでは 無いでしょか?

これからの LOOK社 以外も含め 新鮮で さらなる 良いModel
期待したいものですね (^_-)-☆