小説家谷崎潤一郎氏の数少ない門弟の一人が今東光氏です。そして氏の河内物小説の代表作と言えば「悪名」ですよね。
腕っぷしが強くきっぷの良い主人公の朝吉が義理人情に厚い人柄とド根性を武器に、素手で凶器に立ち向かい極道の世界で悪名を売っていく様を美しい河内弁で描かれた長編小説は、勝新太郎と田宮二郎を得て映画化され大当たりました。
半世紀以上前の夏休みに、朝9時からテレビの名画劇場で何度も再放送していた悪名シリーズを克明に覚えています。
期せずしてシリーズ15作を収めたDVDーBOXを従弟が購入したと言う一報が入って、早々に貸してもらいました!
昭和初期の古風で伝統的な風景が鮮烈に蘇って、下っ腹が熱くなって仕方ありませんでした。
「梅に鶯、松に鶴、牡丹に唐獅子、朝吉親分に清次」この田宮二郎の名台詞も堪能できました(笑)













