遅れてしまいましたが、冒頭で1/28に行われた気象予報士試験について。
受験された方、お疲れ様でした。
問題は解けましたか?
受験されたかたは、苦労が結果に結びつくことを心より祈っています
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私は、17年前の2007年1月28日に行われた気象予報士試験を受験し、合格しました。
4回目の受験でした。
奇しくも同じ日だったので、感慨深いところもあります。
試験問題は非常に難しく、義務教育や高校での数学全般・物理・化学では補うことができないくらいの難問です。
1,000時間の勉強量が目安と、一般的には言われる気象予報士試験ですが、私も実際はそのくらい時間を費やしたと思います。
この時に思ったのは、「やってきたことは嘘つかない」です。
勉強しただけ知識は蓄えられましたし、勉強すればするほど関連性が見えてくるので、覚えてきた量もスリム化できるようになります。
17年前に培った知識と、今も定期的に最新版のテキストを読んで気象業務を把握したりと、資格を取得すると維持・継続に力を注ぐことになります。
それはそれでまた大変ですが、こうやって毎日ブログで自分の知識を使って気象を考察することだけでも、「知識を溜め込む→アウトプットする」と循環することで、気象予報士として何か世の中に尽くせればと思っています。
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長くなりましたが、いつものブログに戻ります。
きょうの東京地方の天気は晴れ。
きのうよりも雲が少なく、日差しが強く感じる。
風は若干強く冷たく感じるが、日向に出れば体は温まる。
まだ、立春ではなんですけど、春の陽気に徐々に近づいてきていますかね。
きょうの予想天気図の考察。
高気圧に覆われていた日本列島は、T=24くらいから西日本を中心に徐々に気圧の谷ができやすくなり、雲や雨をもたらす。
T=36くらいから九州地方で雲が厚くなり、雨が降るだろう。
T=48では、北海道に位置する低気圧から伸びる前線が東日本の東海上に位置する。
T=36から48の間で、東北地方に前線が通過する予想となっている。
T=48の500hPa等温線の集中は、低気圧と前線によるもの。
T=24の700hPa湿数から、雲が徐々に厚くなり、西日本で雨をもたらすことになるだろう。
850hPa等温線や風向を確認すると、寒気移流が比較的弱い。
この期間は寒さは弱まるだろう。