[column]不動産投資3件目_Part4 | 目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

都内某所の社内インフラエンジニアです。
主に
・FPとして、様々な投資成果のメモ
・気象予報士として、技能の維持と向上(きまぐれ)
について記事にします

前回の記事はこちら。

 

 

 

これで、死亡保険は手に入れた!と一安心した時に、ふと気づく。

 

あれっ?これって本当に収支大丈夫??

 

今までマンションの区分買いしかしていなかったので、この収支について考えることを怠ってしまっていたのだ。

 

というのは、マンションの場合だと減価償却が躯体で47年で定額法なので、ある程度見かけの支出(という表現が正しいのかわからないが...)があるので、確定申告するときの収入が少なく計上できる。

つまりは「節税」である。

よって、不動産所得による納税額も少ないわけだが、これがアパートでは若干異なる。

 

アパートだと、減価償却が躯体で22年なので、23年からは見かけの支出が0になる。

実際支払うローン額は、私の場合は25万円/月なのだが、確定申告で経費として計上できるのは利息の部分で、利息は年々減っていくので、経費がどんどん少なくなる。

つまりは、手元に残る現金収入よりも、確定申告で計上する不動産所得のほうが大きくなるので、納税額もまあまあ大きくなり、結果手元に残る現金というのはさらに減る。

 

そこから、アパートの場合は修繕とかを支払うことになるので、実質赤字になり、本業のサラリーマンの収入を食い潰す可能性がある。

 

ここが甘かった...

 

 

これを補填するために、2棟目を検討しているが、2棟目もいずれ同じ問題にぶち当たるので3棟目の購入を検討する...

 

いつまで経ってもアパート物件購入が止まらないことになる(実際はありえないが)。

 

 

やっぱりどこかで手放すことになるかもだなぁ〜。

 

もちろん、購入から22年後に不動産投資ローンが完済できれば一番良いかもだが、そんな金があるなら株式投資に回したい。

 

 

この辺、どう解決するかが今後の課題である。

 

以降は、これから不動産投資をやろうとしている人や、検討しようとしている人に向けて、私の経験を踏まえたアドバイスを!!

 

不動産投資は、目先の利益だけに着目せず、完済シミュレーションや収支シミュレーションなどを駆使して、本当に購入すべき物件なのかどうかを、よく検討してほしい。

不動産会社の甘い誘惑に乗らず、出された資料は手書きのメモも含め全て保管しておくこと。

そして会話の録音をお勧めする。

言った言わなかったが一番醜い。

 

上場企業だからとか非上場企業だから、という判断で不動産会社を選んではいけない。

経験豊富というのは一つの目安かもしれないが、悪しき経験だけで営業している可能性もあるので、全てを疑うことから始めた方がよいと思う。