2月も半ばになりました。
私は、花粉症のため、そろそろ、つらい季節となります。
なんとか乗り切るしかありません。
今回は、27年卒の就活で、大学がAIで学生支援についての紹介です。
日経新聞によると、
2027年春に卒業予定の大学生・大学院生の就職活動の広報が3月1日、解禁される。
人手不足を受けて企業は採用活動を前倒しで進めており、2月1日時点で内定を得た学生が5割に迫るとの調査もある。
大学は人工知能(AI)を活用するなどして、学生の支援に動いている。
現行の就活ルールではまだ広報活動の解禁前だ。ただ罰則規定がないため、形骸化が著しい。
就職情報会社のキャリタス(東京・文京)がまとめた27年卒の学生の内定率は2月1日時点で既に46.6%となり、前年同期を6.7ポイント上回る。
政府は29年卒からの日程前倒しを検討するが、28年卒までは現行ルールが適用される。
日本経済新聞が25年10月に実施した全国の大学学長への調査では、7割が早期化について「望ましくない」と回答した。
学業への影響やミスマッチを懸念する見方が強い。
こうした状況下で、大学は学生のAI活用を後押ししている。
早期化で学生が自己分析や業界研究が不十分なまま選考に進んでしまうという課題が浮上しており、生成AIなどを利用して効率的に視野を広げてもらうのが狙いだ。
①金沢工業大学では25年度、AIを使った「学生時代に力を入れたこと」の素案作りや面接練習を行う授業を初めて実施した。学生たちは自身の強みなどをスマートフォンで音声入力し、AIの助言に目を通していた。
講師を務めた就職情報サイト「リクナビ」の石黒綾佳副編集長は、「自身が描く理想の社会人に必要なことは何かを考えてほしい」とキャリア観の醸成を呼びかけた。
同大では生成AIを一律には禁止せず、「正しい知識を身に付け、適切に利用することを期待する」との方針を掲げる。
進路キャリア支援室の横川幸佑氏は「AIを使いこなして自身をよく理解し、希望に合う進路を選んでほしい」と話す。
②中央大学が導入したAI面接練習の分析結果の一部。自信や動揺など学生の感情も分析する
中央大学では卒業生が開発したAIと面接練習ができるAIシステム「Chu活ボット」を導入した。
自己PRや研究内容の受け答えをすると「コミュニケーション力」や「問題解決力」など31項目で5段階の評価と改善点が提示される。
開発者で同大大学院修了生の水谷林太郎氏は「質問は事前に決めず、会話から深掘りする仕組みにした」と話す。
1月には音声から自信や動揺など感情を分析する機能を追加した。
個別企業の情報を学習させ、会社別に対策できる機能の搭載も視野に入れる。
③室蘭工業大学の面接練習AI
室蘭工業大学でもエントリーシートの添削や面接の練習ができるAIシステムをつくり、25年11月から学生に提供し始めた。指導データを蓄積して、学生に寄り添った回答を生成できるのが特徴という。
同大では1回30分の就活面談を行っているが、相談数が増えるなかで効果的な指導を行うためにAIを導入した。
キャリア・サポート・センター長を務める相津佳永特任教授は「支援策を従来のセミナー開催からAIの使い方指導に変えるなど、より必要な内容にしていきたい」と語る。
④採用支援のベネッセi―キャリア(東京・新宿)はWebアプリと授業を合わせたプログラムを25年11月から大学に提供し始めた。AIと話すと「客観的に物事を考えられる」「論理的に分かりやすく説明できる」といった自身の強みが提示される。
授業用の資料提供や講師派遣も行っており、約50の大学が26年度の導入を検討しているという。
⑤甲南大学では経済学部の寺尾建教授が同社のプログラムを導入した。
学生の自己分析や志望業界について、AIと壁打ちをしてもらった上で進路指導する。
寺尾教授は「AIの情報と合わせるとより的確な指導ができる」とした上で、「早期化で出遅れを不安に思う学生もいると思うが、AIは強力な巻き返しツールだ」と評価する。
ベネッセi―キャリアの村山和生主席研究員は「単なる効率化の目的でAIを頼ると自分で考える機会が減り、ミスマッチにつながる」と警鐘を鳴らす一方、「AIの使用に慣れている世代だからこそ大学が活用方法を教える意義は大きい」と話す。
企業の選考も変化、「自分の言葉」重要に
学生はAIで就活の効率化を進める一方で、「AIに仕事を奪われる」という懸念を持ち、仕事選びにも影響を与えているようだ。
日本経済新聞が就職情報サイト「みん就」の協力を得て2027年卒予定の大学3年生らに調査したところ、4割が志望業界・職種を変えていた。企業はAIに代替されない仕事の魅力を伝えていく必要がある。
ただ、AIの普及で学生の選び方を変えているのは企業も同様だ。
ロート製薬が27年卒の採用からエントリーシート(ES)を廃止するなど、選考方法を変更する動きが出ている。
AIで応募書類を作成する学生が増え、志望の熱意などの評価が難しくなったからだ。
学生は対面で自分の言葉で説明する力が求められる。
AIがもたらす環境変化は大きく、ミスマッチの防止が改めて課題となる。
インターンシップ(就業体験)の拡充などで双方の理解を深め合う機会をいかにつくるかが重要だ。
以上です。
現在は、学生も企業もAIを活用して、就職・採用活動をしています。
中小企業も、今までとは、違った採用活動が求められています。