いとエモし -番外編- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。






-番外編-



今日は保健師さんの訪問の日、


アパートの駐車場を空けるため、


本屋さんに行きました。














手探りに色々な本の冒頭を読んでいました。


なんか変な本あるなと思い手に取ったのが、


「いとエモし。」と言う本でした。














国語の授業って意味ありますか?


さらに言えば、古典って意味ありますか?


と言うような内容で始まり、















「いとをかし」


=なんとなく趣があること


なんとなくと言うのは分かるが、


趣?趣があるとは?


掴みどころのなさに思考停止


と言う内容に共感してしまいました。


















作者はこの「をかし」を現代語で言うところの、


「エモい」と同義だと解釈し、


現代の感覚で、


歴史に残る和歌を超訳したという冒頭でした。
















私からすると、


「エモい」も掴みどころがないけど…


と思っていると、


そのタイミングで妻から電話がきました。














保健師さんが帰られたと言う事で、


その本をそのまま購入して帰宅しました。













そして夜な夜な読んでいましたが、


なかなか面白いです。













ちょっとだけ紹介します。





















こんな感じで今風に訳されているのですが、


随所に和歌や歴史の真面目な説明もあります。















受験勉強には向かないですが、


古典アレルギーは少し改善されそうかな…。


少しだけ趣を理解できた様な気がします。














全ページカラーイラストが付いていて、


イラスト集としてもいいなと思いました。


カラーが故のインクの強い香りも趣だろうか。















ちなみに私は受験生の頃、


「いとをかし」


=とても興味深い


で訳していましたが、


それはそれで掴みどころがないなと思います。














そう言う意味では、


妻は出会った頃からいとをかしです。