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-番外編-
今日は保健師さんの訪問の日、
アパートの駐車場を空けるため、
本屋さんに行きました。
手探りに色々な本の冒頭を読んでいました。
なんか変な本あるなと思い手に取ったのが、
「いとエモし。」と言う本でした。
国語の授業って意味ありますか?
さらに言えば、古典って意味ありますか?
と言うような内容で始まり、
「いとをかし」
=なんとなく趣があること
なんとなくと言うのは分かるが、
趣?趣があるとは?
掴みどころのなさに思考停止
と言う内容に共感してしまいました。
作者はこの「をかし」を現代語で言うところの、
「エモい」と同義だと解釈し、
現代の感覚で、
歴史に残る和歌を超訳したという冒頭でした。
私からすると、
「エモい」も掴みどころがないけど…
と思っていると、
そのタイミングで妻から電話がきました。
保健師さんが帰られたと言う事で、
その本をそのまま購入して帰宅しました。
そして夜な夜な読んでいましたが、
なかなか面白いです。
ちょっとだけ紹介します。
こんな感じで今風に訳されているのですが、
随所に和歌や歴史の真面目な説明もあります。
受験勉強には向かないですが、
古典アレルギーは少し改善されそうかな…。
少しだけ趣を理解できた様な気がします。
全ページカラーイラストが付いていて、
イラスト集としてもいいなと思いました。
カラーが故のインクの強い香りも趣だろうか。
ちなみに私は受験生の頃、
「いとをかし」
=とても興味深い
で訳していましたが、
それはそれで掴みどころがないなと思います。
そう言う意味では、
妻は出会った頃からいとをかしです。