あがり症の克服 -番外編- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。






-番外編-


実は私はかなりのあがり症です。


社会性不安障害というのが一般的かもしれません。







過去を振り返ると、


小学生の時の1分間スピーチでは、


緊張で言葉がでず30分立ち続けて結局話せず。








発表や自己紹介、


事あるごとに顔がピクピクし、


心臓は痛いほど鼓動し制御が効かなくなり、


脈拍は耳から聞こえます。










もともと指は震えやすく、


小さい頃に病院で、


「コレステロール値が異常に低いからです」


と言われた事がありますが、


緊張しても震えます。









その指の震えを隠そうととすることで、


より緊張し始めます。


リコーダーの試験なんかは大変でした。








それに加えて、


冷静沈着マイペースキャラだった為、


緊張を見せるのは非常に恥ずかしく感じました。








その為、


緊張をしない能力よりは、


緊張を隠す能力ばかり身につけてきました。









「自分以上に緊張する人はいない」


あがり症の方はだいたいそう思うと思います、


私もそう思って過ごしてきました。








あがり症に関しては、


妻の統合失調症と同じくらい調べましたが、


これと言った解決策がありませんでした。








「誰でも緊張しているんです」


「思っているほどみんな聞いてません」


「失敗しても死にません」


分かってます……。


そうかも知れませんが、


そう思ってもやっぱり緊張しますよね。








色々と試してきましたが、


結局は場数をふむ事以外で、


変化を感じる事は少なかったように思います。








大学院の頃、


毎週研究進捗をプレゼン形式で発表していました。


最初は休みたくてしかたなかったです。







プレゼンは知識があれば緊張が和らぎます。


それでも根本的にはあがり症のままです。







最近、


係長になり会議は慣れて緊張しなくなりました。







そして今日、


社内外の偉い方を前に工場案内がありました。


ここ数日はずっともやもやして、


家でも緊張したりしていました。


ブログも手につかず…








なんとか切り抜けだのですが、


少しだけ緊張を和らげるコツを掴んだ気がします。








たくさんの人がいても、


1人に話しかける様にすることです。








全体に目を向けると、


全員からの視線を感じ、


追い込まれている様な感覚で緊張が増します。


本能的な危機感のようなものだと思います。








さらに事前に緊張を感じた時は、


「やりたくない、やりたくない」


というマインドではなく無理矢理、


「自分は実はやりたいんだ、早くやりたい」


と思い込ませると少し緊張が和らぎました。








会議や今回の工場案内は、


あがり症克服のためには、


かなりいい経験だったと思います。








あとは物理的に何かできないか調べた結果、


へその5cm上を毎日押さえて、


横隔膜を柔らかくする方法は実践しています。


横隔膜が固まっていると緊張しやすいらしいです。








もう一つは妻の統合失調症の為に買ったサプリ、


私も鉄とナイアシン(B3)を飲み続けています。


密かに効いている実感があるので妻に感謝。







場数なのか、


コツなのか、


物理的対策が効いているのか、


最近あがり症を克服してきているように感じます。








精神疾患と同様、


あがり症も一朝一夕では、


克服できそうにありません。








でもあがり症がなくなれば、


色んな悩みが無くなり、


楽に生きられることは確かです。








自分なりの方法を見つけていこうと思います。


工場案内という私にとっての大仕事が終わり、


なぜかはわかりませんが、


あがり症について書いてみたくなり、


取り止めのない文章を綴ってしまいました。