親としてのあり方

先日、スタッフのこんちゃんの記事

何か嫌で・・・3日間学校を休んだ息子の本当の理由

を読んでくださった方から

「記事の中に書いてあったZipper通信には

何が書いてあったんですか～？」

と質問をいただきました。

なので、

Zipper会員限定で不定期に発行している

メルマガ「Zipper通信」

に書いた「親としてのあり方」を皆さまにもシェアしますね～。

↓↓↓

今日はZipperの皆さまと共有したいなあと思う
親としてのあり方
について書きたいと思います。

大阪での「優柔不断の整理術セミナー」では
京都に住む大学生の私の長男に
ZOOM撮影と写真撮影を
アルバイトとしてお願いしています。

が、普段夜遅くまでバイトしている長男にとって
朝9時入りのバイトは「眠い！」の一言。
それでも、親からのお願いということと
バイト代の割りがいいので引き受けています。

そういう長男は過去5回のセミナーのうち
遅刻せずに来たのは2回だけ。
1回は欠席、2回は遅刻。
ひどいよねー。

普通のバイト先なら即クビだよね。
そして、親として
だらしがない子どもに対して怒りや情けなさや
そういう子を持つ親としての
恥ずかしさなどがあると思うんだ。

以前の私ならば
「何やってんのよ！だらしがない！」
「同じ事やってんじゃないの！」
「こんな子に育てている私が偉そうに
　みんなに教えて恥ずかしいじゃない！」
などと怒りをぶつけていたと思います。
でも、みんなの手前
それも出来ずに悶々みたいな。

ところが、今の私はそうじゃないのよねー。
先日も約束の9時に来てない！
また寝てるなーと思ったから
ひたすら電話を鳴らし続け、
LINEメッセージを送って
どうにか氣づかないかとやってみたけど
全然反応がないから
「ま、仕方ないか。どうにか一人でやろう！」
と怒りとか落胆というよりは
そのまま受け止め、次の行動を選択しました。

私のあり方は
「いつも明るくエネルギッシュでやさしく元気な太陽さん！」

そして、本人には
起きた時にすぐに来てください。
とだけメッセージを入れて
普段通りにセミナー開始。

12時過ぎに京都出発の連絡が入り
セミナーが終わったころに会場到着！

まっすぐ私のところに来た息子。

息子：今来ました。すみません。
私　：この状況をどのように考えているの？
息子：非常によろしくないです。申し訳ありません。
私　：よろしくないんだね。
　では、どうしてこの状況になったのかなあ。
息子：バイト終わって飲みに行って、もう寝ないでそのままここに来ようと思ってたんだけど、

　　　　6時半くらいに　ウトウトしてそのまま爆睡しました・・
私　：そうなんだ。このよろしくない状況が度重なっているというのは
　　どういうことなんだろうねー
息子：本当に申し訳ありません。ダメです。
私　：人は誰でも間違うし、うっかりもするからそれが悪いと言っているのではないんだよ。
　　　問題は同じ間違いを何度もして、改善しないことに問題があると
　　　私は思うのだけれどどう思うのかなあ
息子：はい。その通りです。
私　：では、この同じ事が繰り返される状況を改善するためには
　　どのようにしたら良いと考えるの？
息子：前の日は早く寝れば大丈夫だと思います。
私　：早くというのは何時の事を言っているの？
息子：12時か1時です。
私　：前の日に12時か1時に寝れば予定通りに早く起きて
　　　時間までに来る事が出来るんだね？
息子：そうです。
私　：他に改善できることはあるのかな？
息子：んー
私　：例えば、前日は他のバイトは休むとかは？
息子：前日バイトを休むとここに来た後すぐに帰ってバイトをしないとならないので
　　　　時間的に難しいかなあ
私　：そうなんだね。前の日に休むというのは難しいんだね。

　　　そうなると、前の日はバイトが終わったら12時か1時に寝ないとなんだね。

　　　それをすれば、遅刻や欠席にはならないで、

　　　時間通りに来ることが出来るんだね。
息子：そうです。
私　：では、今自分が言った事を実行してくださいね。
息子：はい

とこんな感じの会話をして
ランチ会の撮影をしてもらいました。

私がみんなからどう思われるか
私の息子がみんなからどう思われるか
という視点は全くなく

ただただ息子の中にある考えや
思いがどんなものなのかを
質問して引き出し
息子自ら改善策を考え、
自分の口で答え、自分の耳で聴く事で
自分自身に落とし込むことをしました。

これがコーチング的コミュニケーションです。
感情に任せて怒っても
親の権限を使って威圧しても
それはその場の事だけ。

それよりもこの状況をどのように改善するかを
一緒に創りだしていった方がいいですよね。

息子の遅刻により

茨城でZOOMを見ていた方には見づらかったかもしれないですね。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
この場をお借りし、息子に変わりお詫び申し上げます。

でも、
今回の息子との会話が
Zipperの皆さまの何かお役に立てたら
遅刻してきた事も見方を変えれば
良かったことかな。

お子様とのコミュニケーションの
参考になったらうれしいです(*^^*)

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これを読んで、早速実行してみたのが

こんちゃんで、

その様子をブログに書いてくれました。

私がとった行動が正解という事ではなく

私のあり方に沿った行動の選択

コーチング的コミュニケーションの活用

を皆さまとシェアすることで

考え、行動するきっかけやヒントになったらいいなと思っています。

人とのコミュニケーションは

その時々で状況も内容も感情も違うから

常に意識して練習を続けるしか