残雪と福寿草と雪融け水が織りなす早春の白馬山麓の風景[2]/学校にも桜シーズンが訪れました!! | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

4月を迎え、これまでゆっくりペースだった桜前線も着実に歩みを加速させてきた感がありますね♪

富山でも昨日4月2日、ソメイヨシノの開花宣言が出されました~♪

昨年より10日余り遅い咲き始めでして、この数年間で見てももっとも遅いのですが、富山ではむしろこれが平年並み…ここ何年かの開花が早過ぎたくらいなんですよね。

 

前回のブログで開花宣言は4月1日と予想していましたが、残念ながら1日だけハズレてしまいました(笑)。

とはいえ誤差はわずか1日でしたし、やっぱり“自然の花ごよみ“はかなりの高精度…侮れないものですよね~!!

富山市の中心部の松川べりの桜は既に5~6分咲きとの事、こちらは私の予想どおり今週末からが見頃となりそうです♪

 

ただ、さすがにもう“なごり雪“がちらつくような事はないものの、こちらは今週もお天気がいまひとつスッキリしません…。

昨日も晴れの予報だったにも関わらず朝から曇り空でしたし、今日も校庭の樹木のせん定作業をしている途中で雨が降り出してしまいました。

そのせいか空気もちょっとヒンヤリしており、屋外にいると肌寒さを感じるくらい…ようやく春めいてきたかと思ったのですが、なかなか本格的な春にはなりきれないなぁ…。

 

青空と残雪輝く北アルプスとの共演も見られずじまいでして、3月16日に白馬村で出会えたような山岳景観がちょっと恋しくなってきています。

こちらは白馬村でもトップクラスの人気を誇る絶景ポイントの大出(おおいで)公園からのぞむ、白い雪を輝かせた白馬三山[白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳]の峰々になります。

 

こちらでも陽当たりのよいところでは雪がすっかり融けており、まさに早春の白馬山麓らしいのどかな風景が目の前に広がっていました。

木造の吊り橋に茅葺き屋根の古民家,白壁の土蔵など、日本の山里の原風景とも言えるような景観が今に残る大出地区…訪れるたびにやさしく懐かしい雰囲気につつみ込んでくれる…そんな素敵な場所です。

 

もともと景観保護地区に選定されているのですが、最近雑木の伐採が行われたみたいでして、そのぶん遠くまで見通しが効くようになり、眺望のよさもぐんとUpしていましたよ~!!

 

そしてこちらにも芽吹いたばかりの黄色いフクジュソウが♪

早春、雪が融けた後にいち早く黄色いお花を咲かせる山野草…後立山連峰山麓のこの地にとってもよく似合うお花だと思いますし、何よりあちこちに自生しているというのが豊かな自然が残されている証であると思います。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

さてさて、県内のほとんどの地点ではソメイヨシノはまだチラホラ咲き程度なのですが、早咲きの桜は県内各所で続々と見頃を迎えつつありますよ~!!

勤務先の小学校にも品種は不明なものの既に満開を迎えている桜の木が2本ありまして、ご近所の方々や子どもの保護者の方々も『今年も咲き始めましたね~』と皆さん足を止めて眺めていらっしゃいます♪

 

4月1日、つかの間の晴れ間を狙ってカメラにおさめてみました。

 

4月9日の入学式の頃には、ソメイヨシノも見頃になっているでしょうか。