今日は春分の日ですね。
明日からはお日様の出ている時間帯のほうが長くなりますし、まさに名実ともに本格的な春に移行する日であるはずなのですが…こちらでは再び季節が逆戻りし、真冬並みの寒さの一日となりました。
今のところは積もるような降り方ではないものの、夕方頃にはみぞれが降って屋根がうっすら白くなっていましたし、夜になってさらに気温が下がってきたように思います。
今シーズンの冬から早春にかけての気候、明らかに異常な気がします。
1月から2月半ばにかけては桜が咲く頃のようなあたたかさの日が続出したかと思えば、その後は一転して冬に戻ってしまったかのような空模様と寒さが続いていますからね…。
富山でも1月から2月半ばにかけては北陸の冬らしくない日々が続き、暖冬の中でも白い雪を輝かせた北アルプスの峰々の大パノラマを一望出来る日が多かったのですが、それ以降は晴れていても雲がかかったり霞んでしまう日ばかり…。
2月13日以来、青空に神々しくきらめく剱・立山の姿はのぞめずじまい…富山市の内山邸の梅園からの梅と剱岳との共演風景にも出会えないまま、富山の梅の季節もフィナーレにさしかかろうとしています。
毎年会いに行っている、3月下旬~4月初めに開花する遅咲きの紅色の梅がおそらくラストチャンスになるだろうなぁ。
2月13日に富山市の『立山あおぐ特等席』呉羽山の山頂からのぞむ剱・立山の峰々は本当に美しいの一言に尽きるものでした。
市街地の中心部から標高3,000М級の峰々が屏風のように連なってそびえ立つ様を目の当たりに出来る場所は日本ではそうそうないでしょうし、まさに冬の富山の大きな魅力だと思います♪
雲がほとんど無い快晴になる確率が10パーセント以下という時季でもあり、地元に住んでいてもレアな風景ですからね…たまたまこの日に富山を訪れて見る事が出来た!!という方は本当に幸運だったと思います。
それから小学校の卒業式の翌日、3月16日に信州の白馬村に出かけてまいりました。
全国的に少雪だった今冬…後立山山麓のこの地も例外ではなく、この時季にしては残雪がかなり少ない感じでしたし、日当たりのよい場所ではもう地面がのぞいているところが目立ちました。
それでも標高700~800Мに位置する白馬村、こちらの剱岳山麓に比べると積雪はぐっと多かったようでして、村内の至る所にまだまだ銀世界が広がっていましたよ~!!
向かって左から白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳へと連なる白馬三山も真っ白な雪をまとった冬の装いでした。
その一方で雪が消えた土手や林床のあちこちに、早春の訪れを告げる黄色い山野草・フクジュソウが咲き始めていましたよ~!!
まだ葉っぱが手でくる前の、いちばん可愛らしい花姿…おそらく目を覚まして間もなかったのでしょうね♪
今回も村内の絶景ポイントを何か所か巡ってきましたので、また後日ご紹介させていただきますね。
今週末を迎えるまでは全国的に寒さが厳しいとの事、皆様どうぞご自愛くださいますように。