鋭い白銀の輝きを魅せる冬の剱岳と銀世界の山麓風景[2]/富山でも梅が華やいできています♪[1] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

2月2回めの3連休は全国的に真冬並みの寒さに逆戻り、という所が多かったみたいですね。

富山でも平野部では雪こそ積もらなかったものの、空は冬の北陸特有の鉛色の雲におおわれていて陽射しはほとんどなく、冷たい雨+時々みぞれが降る空模様…先週末は最高気温が20℃を超えて半袖でも過ごせるくらいだったというのに、本当にものすごい寒暖差だなぁ…。

 

3月を迎える今週もこちらは最高気温ひと桁台の日が続くようですし、晴れ間が期待できる日は水曜日だけのよう…今の時季の気候はよく“三寒四温“と言われますが、どうやらしばらくは『寒』の日々が多そうな様子…河津桜もまだつぼみの状態ですし、富山の本格的な早春の訪れはやっぱりもう少し先になりそうです。

 

ここ数日は本来のこの時季らしい気候になっているとはいえ、今冬の富山は昨年以上の暖冬傾向…私の住む黒部市の宇奈月温泉でも積雪が1メートルを超えた日は一日もありませんでしたし、さらに標高の高い剱岳山麓の上市町・伊折地区でも同様でした。

いちばん寒さが厳しくて雪深いはずの1月半ば過ぎ~2月上旬でさえも、長靴履きで楽に歩き回れるくらいの積雪しかなかったからなぁ…。

 

1月17日にも、いつもの冬ならかんじきやスノーシューなどを履かないと下りる事の出来ない早月川のほとりにもスイスイ歩いて行く事が出来ました。

 

雪が少ないとはいえ、冬の晴れた日の剱岳山麓の風景はまさに清澄そのもの!!

前日まで降っていた雪が河原の石をおおって美しい造形を描き出していましたし、眩しい陽射しを浴びて淡い銀色にきらめいていましたし、眼前にそびえ立つ標高2,999Мの剱岳や剱御前,大日の峰々も真っ青な空のもとに白銀に輝く神々しい姿を魅せてくれていましたよ~!!

早月川の水も真冬ながら冷たく澄みきっており、聴こえてくる音はこの清流の流れる音のみ…100%純粋な自然音のみのBGMです♪

 

それから先週末の2月18日、富山県内No.1の梅の名所である富山市の豪農の館・内山邸に今シーズン4回めの観梅に出かけてまいりました。

2月後半以降は肌寒さを感じる日も多いものの、前半は季節外れのあたたかさの日が多かったですからね♪

梅の開花も予想以上に進んでおり、早咲きの梅はもうほぼ満開間近でしたし、中咲きの梅も既にほころび始めていましたよ~!!

 

梅園内でいちばん早く咲き始める紅色の梅はもう見頃に♪

残念ながら剱・立山の峰々には雲がかかっていて共演風景こそ見られなかったものの、鮮やかな紅色のお花が青空に美しく映えていました。

 

白色の梅の開花もずいぶん進んでおり、白壁の土蔵をバックに紅白で咲き揃う様子も見られるようになっていました♪

 

今冬は活躍する日は少なかったですが…水分の多い湿った雪が降る北陸地方、雪の重みによる枝折れを防ぐための雪吊りが必要になる事もあります。

 

白花の梅も青空のもと、清らかなお花を咲かせていました。

これだけ花数が増えてきますと、甘い匂いもしっかり届くようになります♪

 

毎年丁寧にせん定作業が行われていますので、樹形のととのった木が多い内山邸の梅園…こちらの紅色の梅はつぼみもたくさん残っていましたので、まだまだ長く楽しめる事でしょう。

 

紅白の梅の共演はやっぱり華やかですね♪背景の青空も凛と咲く梅のお花を美しくひき立たせてくれます。

 

赤色が鮮やかなネコヤナギの一種、フリソデヤナギもフワフワした可愛らしい芽をふくらませていましたよ~。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。