週明けまでの4月並みの陽気から一転、昨日,今日の富山は本来の2月下旬らしい肌寒さに逆戻り…積もるほどではなかったものの、時折みぞれが降る時間帯もありました。
最高気温20℃超えから4℃近くまで一気に15℃以上も低下しましたので、特別寒さが厳しいワケではなくてもこれは結構身体にこたえるなぁ…。
明日からの3連休も雪が降る事はなさそうなものの、雨や曇りのスッキリしない空模様になるとの事…晩冬はやっぱり三寒四温、どんなにあたたかい冬であっても、そのまま早春に突入とはさすがにいかないものですね~。
今冬の富山は平野部でも山間部でも降雪量が極端に少なく、標高およそ450Мに位置する剱岳山麓・上市町の伊折地区でも最深積雪は50センチあるかないかくらいでした。
前日までの雪が降り止んだ1月17日に足を運んだ際も、いつもなら1メートルをゆうに超える深さの雪が積もっているはずの早月川の河原も所々大きな石が見えている状況でしたし、道路の除雪作業によって出来ているはずの雪の壁もなかったからなぁ。
ここ10数年、冬には毎年出かけている“剱岳にいちばん近い山里“。
暖冬の年も幾度となくありましたが、ここまで雪が少ない冬はさすがに経験がありません。
とはいえ、標高2,999Мの剱岳はいつもの冬と変わらぬ雪をまとった美しく神々しい姿…真っ青に澄みきった空のもと、鋭い刃のようなその岩稜を白銀に輝かせていましたよ~!!
山麓の雪も、陽の光を受けて淡い銀色にきらめく清らかさはいつもの冬と同じ…暖冬とはいえ厳冬期の剱岳山麓はやっぱり清澄そのものです。
いちばんのビューポイントである伊折橋の上からの眺めなのですが、こんなにいいお天気なのに私の他には人の姿は見えず、この山岳景観を独り占めする事が出来ました♪
さてさて、ここ数日は平年並みの寒さではあるものの、先週末の前後はまるで桜が咲く頃のようなあたたかさでしたからね♪
富山でも季節の歩みがまた一歩進み、早春の足音が確実に大きくなってきたみたいですよ~。
2月17日、自宅の近くの用水路沿いの土手に目を凝らしてみると…可愛らしいつくしが幾つも芽吹いてきていました。
まだちょこんと頭の部分を地面から出したばかりという感じでしたが、地面の中の生命も早春の訪れが近い事を感じ取って目を覚ましたみたいですね♪
これから背丈もどんどんのびてくる事でしょうね。
ちっちゃいながらも鮮やかなコバルトブルーのお花が目をひく、オオイヌノフグリも咲き始めていました。
早春の陽射しに映えてきらめく花姿から『星の瞳』とも呼ばれるそうですね☆
“ふぐり“=きん○○ですからね…見た目も可愛いですし、個人的には『星の瞳』のほうが好きかなぁ。
2月ももうすぐおしまい…寒の戻りはあっても、本格的な早春の訪れもきっと近いでしょうね。