白銀に輝く剱・立山と雪化粧した富山の街[2]/富山でも早咲きの桜がほころび始めています | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

この週末の富山は2日続けて青空が広がるよいお天気でした♪

 

剱・立山の峰々には残念ながら両日とも雲がかかってしまい、白銀に輝く稜線をのぞむ事は出来なかったものの、陽射しはタップリでしたし、特に今日はまるで桜を通り越してチューリップが咲く頃のようなあたたかさだったなぁ。

今冬は異常なほどの暖冬,少雪でして、特に2月に入ってからは平野部では雪らしい雪が降った日は一日もないように思います。

除雪用具もほとんど出番がありませんでしたし、今週もずっと曇りと雨の予報になっているからなぁ…どうやらこのまま早春を迎える事になりそうです。

 

こちらは1か月ちょっと前…1月14日に“立山あおぐ特等席“富山市の呉羽山から眺めた標高2,999Мの剱岳とそこから連なる北方稜線と呼ばれる峰々の姿になります。

前日の夜まで雪が降っていた事もあり、その険しく荒々しい岩稜はまっさらな雪を冬の陽光に輝かせており、いつも以上に神々しさと鋭さをましているように映りました。

 

およそ40km離れた富山の街からも、時折稜線から雪煙がフワッと立ち昇っている様子がハッキリ視認出来ました。

平野部はこのように穏やかなお天気だったのですが、標高3,000М級の稜線上ではきっと強い風が吹いていたのでしょうね…美しさと厳しさを併せ持つ、それが冬の剱・立山の峰々なのです。

そして冬から早春へと季節が移ろう頃になると雪融けが進み、その表情も少しずつやさしいものになってくる…春の到来を告げるお花との共演が楽しめるのももうすぐでしょうね。

 

JR富山駅の北側エリアには県内トップクラスの高さを誇る高層ビルがたくさん建っているのですが、剱岳の圧倒的な迫力と存在感の前ではちっぽけなものに見えてしまいます。

 

そのビル街を横に突っ切るかのようなコンクリートの橋は北陸新幹線の高架橋…来月16日には現在の金沢から福井県の敦賀まで延伸されます。

関東地方と北陸三県が今以上に近くなりますし、能登半島地震からの復興を応援する意味でもぜひ多くの人に来訪していただきたいと思っています。

お天気に恵まれれば、新幹線の車窓からもこんな風景を目にする事が出来ますよ~!!

 

さてさて、連日のあたたかさもあって富山ではここ10日くらいで季節の歩みが一気に進んだように思います。

私の住む黒部市にも一足早い春のお便りが届きまして、市の中心部にある寺院の境内では早咲きの『四季桜』が既に咲き始めています♪

2月12日にちらっと様子を見に行ってきたのですが、もう5分咲きくらいになっている感じだったなぁ。

 

メジロちゃんを見つける事は出来ませんでしたが、青空のもとにほころび始めた薄紅色のお花は春らしいやさしさがいっぱいでしたよ~♪

黒部市内でいち早く開花する、早春の到来を知らせてくれる桜の銘木のひとつです。

 

駐車場のそばには黄色いロウバイもつぼみをほころばせていました。