震災の傷を癒す絶景…白銀に輝く剱・立山[富山市・呉羽山]/第38回 春を呼ぶチューリップ展【1】 | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

“1月は行く“との言葉どおり、気がつけばはや2月…明日は節分,そして明後日は立春という時季を迎えましたね。

 

穏やかなお天気の中でスタートした2024年、その初日にお正月気分をふっ飛ばされるような大きな地震に見舞われる事になろうとは…。

あれから1か月が経ち、富山県内ではライフライン,生活インフラの復旧もかなり進んだ感がありますが、震源地に近い能登地方の復旧はまだまだ始まったばかりで、自宅を失って未だに生活再建のめどがたたない方も大勢いらっしゃるのですよね…。

こちら黒部市の宇奈月温泉や公営住宅にも被災された方々が一時的に身を寄せていらっしゃいます。

 

ここ最近はさほど強い余震が起きていない事と、暖冬で平野部では大した降雪がなかった事がせめてもの救いでしょうか。

暦のうえでは間もなく春を迎える事になりますね…被災された皆様,被害の大きかった地域にも一日も早く春が訪れる事を願いたいものです。

 

先月は冬型の気圧配置が長続きしなかった事もあり、1月の富山にしては青空の広がる日が多く、剱・立山連峰をはじめとする北アルプスの峰々の姿をのぞめる日が多かったように思います。

能登半島地震から4日後の1月5日も朝から冬晴れの青空が広がり、県内各地から『神々の座』白い雪をまとった剱・立山の峰々が神々しくきらめく姿を魅せてくれましたよ~!!

学校も冬休み中でしたので、お昼頃に“立山あおぐ特等席“富山市の呉羽山に出かけてまいりました。

 

平野部の積雪はゼロでも標高3,000М級の剱岳~立山主峰~薬師岳へと連なる峰々は白い雪の衣をまとい、いつもの冬と変わらぬ美しい姿で富山の街の向こうにそびえ立っていました。

 

富山県内で大きな被害が出た地域は氷見市,高岡市,射水市など県西部が主ではあるものの、県のほぼ真ん中に位置する富山市でも局所的には液状化現象や道路や土手のひび割れなどの被害が発生したとの事…震災直後で傷が深かったぶん、この日の剱・立山の峰々の姿、いつも以上にやさしく力強いものに映った気がします。

 

それから1月27日、砺波市のチューリップ四季彩館で開催中の『第38回 春を呼ぶチューリップ展』を観てまいりました♪

今回のテーマは『新幹線で北陸めぐり』北陸新幹線が今春に福井県の敦賀まで延伸されるのに合わせた企画展でして、北陸三県(福井,石川,富山)の見ドコロをチューリップをはじめとする花々を用いて紹介する、という内容になっています[会期は2月12日(祝)までです]。

 

会場のチューリップホールに入ると、さっそく色とりどりのチューリップやプリムラ達が明るく&楽しく&美しく歓迎してくれました♪

後になって気付いたのですが、福井県の景勝地『東尋坊』の丸いフレーム、これ明らかに外れていますよね…。

 

北陸三県はいずれの県も日本海に面していますので、美味しい海の幸にも恵まれています♪

今が旬の寒ブリや越前ガニ,それにホタルイカやノドグロなどの“北陸の海の味覚“もチューリップ,プリムラといっしょに紹介されていました。

 

まずは福井に到着!!

福井といえばやっぱり恐竜という事で、チューリップ,プリムラなどが咲き乱れる華やかなジュラシックワールドが広がっていましたよ~!!


 

ひときわ存在感のある“恐竜界のスーパースター☆“スタッフの方手作りのティラノサウルス君といっしょに記念撮影する事が出来ます。

 

その背中に乗ってのんびり福井旅行を楽しんでいるのは、砺波市のマスコットキャラのチューリくん(黄色)とリップちゃん(ピンク)です。

 

3日前に開幕したばかりでしたのでチューリップの花姿も綺麗にととのっていたほか、花びら,葉っぱもとっても活き活きしていましたよ~。

 

福井県といえば越前海岸のスイセンも有名ですね♪白いニホンスイセンもたくさん咲いており、甘い匂いを届けてくれていました。

 

ティラノサウルス君に見つからないようにするためでしょうか…草食恐竜たちはみんなちょっとずつチューリップのお花畑に身を隠している感じでした(笑)。

プテラノドンくんは空を飛べるので心配ありませんね。

 

可愛らしい恐竜のバルーンも飾られていましたよ~。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。