前回のブログの続きになります。
剱・立山の峰々をはじめとする北アルプスの峰々は富山県の平野部から眺めると東側にそびえ立っているため、稜線から日が昇ってくるのは実際の日の出の時刻よりも15~20分くらい遅くなります。
この日11月21日は早朝6時45分を少し過ぎた頃…待望の瞬間が訪れました!!
太陽が峰々の稜線を超えてキラリと輝くと、それまでモノトーンだった雨晴海岸の風景は一変!!
空,海面,波,けあらし,そして剱・立山も…目の前のもの全てが黄金色に染まる幻想的な世界が描き出されるんですよ~!!
稜線に近い位置に雲がかかっていて、しっかり朝陽が届かないとあまり鮮やかな彩りにはならないのですが、この日は本当に最高の条件だったからなぁ…寒く厳しい富山の冬らしい(今シーズンは極度の暖冬ですが)、とっても荘厳な雰囲気の中で一日の始まりを迎える事が出来ました。
ほんの10分前は空はほんのりピンク色に染まっていたものの、海岸の風景はもちろん剱・立山の峰々も少し紫かがったグレー一色でした。
日の出時刻の前後は東の空の色彩のグラデーションが刻々と変化していきますし、特に富山では北アルプスの峰々のシルエットの彩りの移ろいも実にドラマチックです。
陽が昇る1分前、稜線の一端が小さな炎を上げているかのような光を放ちます。
雨晴海岸に到着して待つ事40分余り…年甲斐もなく(笑)期待とテンションが一気に高まる瞬間でもあります♪
続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。
さてさて、早いもので2023年も大晦日を迎えましたね。
つい先日『あけましておめでとうございます』の挨拶をしたと思っていたら、明日にはもう新たな年が控えている…毎年の事ながら、月日の流れの早さを一年中でもっとも強く実感させられる日でもあるような気がします。
私の家でも先日からお正月を迎える準備、いろいろと進めているところです。
葉牡丹と鉢植えの紅白の梅を玄関の前に飾ったり、
干支の土鈴の“引継ぎ式“を行ったり(笑)。
2023年は皆様にとりましてはどのような年でしたでしょうか。
私にとりましては、今年も四季折々の北アルプスの美しい風景にたくさん出会えましたし、初めての小学校での勤務でも子ども達といっしょに楽しく過ごす事が出来たりと、穏やかに過ごせた一年だったように思います。
それに自分にも家族にも大きな病気や事故やトラブルもなく、平穏な日々を過ごす事が出来たのも嬉しかったなぁ♪
最後になりますが、今年も私の拙いブログをご覧いただきました皆様、本当にありがとうございました。
来たる2024年も富山や信州の北アルプスの風景や季節の話題を中心に綴っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
皆様にとりましても、新たな年が幸多き良きものとなりますように。
どうぞよい年をお迎えください。