蒼い海の向こうにそびえ立つ白銀の峰々…冬の高岡市・雨晴海岸からのぞむ剱・立山の峰々[1] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

一昨日12月14日、富山にも初雪の便りが届きました!!

 

午前中は冷たい雨が降ったり止んだりの空模様だったのですが、お昼頃から次第に雨粒にみぞれが混じり始め、子ども達が給食を食べ終わる頃には学校の前庭がうっすら白くなっていました。

さらには朝から台風接近中のような暴風が吹き、海の方向に目をやると遥か沖のほうに漏斗雲(竜巻になる手前くらいの雲)が見えたりと、まさに大荒れの一日だったなぁ…。

そんな寒々しい景色も相まって、富山にもいよいよ本格的な冬が到来したのだという事を実感させられる一日でした。

 

今日も冷たい雨が降ったり止んだりの空模様だったのですが、風が止んでくれた事もあって体感的には寒さはさほど感じませんでした。

とはいえ、今週末から週明けにかけてはさらに強い寒気がやってきて、まとまった積雪になる可能性もあるとの予報が出されているようです。

車のタイヤ交換&自宅と学校の除雪の準備はひととおり済ませてあるものの、新型コロナやインフルエンザ同様に要注意ですね。

 

そんな感じで、冬が訪れると晴れる日が極端に少なくなる富山ですが…12月3日は朝から青空が広がる小春日和の一日となり、北アルプスの峰々も白い雪をいただく美しい姿をしっかり魅せてくれました!!

なかなか巡って来ない冬晴れの日ですからね…じっとしていてはもったいなさ過ぎですし(笑)、初冬らしい峰々の姿を求めて高岡市の雨晴海岸と富山市の呉羽山に出かけてまいりました。

 

高岡市にある雨晴海岸は、富山湾越しに北アルプス剱・立山の峰々をのぞむ事の出来る絶景ポイントでして、その景観の美しさから“日本の渚100選”にも選定されているんですよ~!!

強く冷え込んだ朝にだけ発生する海霧“けあらし”が立ち昇る幻想的な風景を期待して朝6時頃にも赴いてみたのですが、最低気温こそ3℃前後にまで冷え込んでいたものの、残念ながらけあらしはほんのちょっと立ち昇る程度…。

条件のいいけあらしに巡り会うのは、富山県民でもかなりハードルが高いのです。

 

朝食を済ませた後で先に砺波市のチューリップ四季彩館に向かい、本ブログでも紹介させていただいているクリスマス展示などを楽しんだ後、順光になり始めるお昼頃の時間帯を目がけて再び訪れてみる事にしました。

運転中も窓から峰々がくっきり見えていましたので、これは間違いなくいい風景に出会えるとワクワクしつつ高岡市方面へ。

そして道の駅雨晴の駐車場に車を停めて海岸に下りてみると…期待どおりの絶景が待っていてくれましたよ~!!

 

深い蒼色をした冬の富山湾,時折打ち寄せる白波,そしてその向こうには標高2,999Mの剱岳をはじめとする白銀に輝く峰々の大パノラマ…古くは万葉歌人の大伴家持も歌に残した、冬晴れの日の富山の自慢の風景です!!

波音がとどろく蒼海は本当に爽快ですし(笑)、海越しにこれだけ標高の高い山脈を眺められる場所は世界的にも珍しいのだそうです。

 

陽射しもあたたかくて快適な陽気でしたし、波打ち際に腰掛けてしばらくこの海越しの山岳景観に見とれていました。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

それでは後半は今回も、前述の砺波チューリップ四季彩館のクリスマス展示の様子などをどうぞ♪

一年中いつでもチューリップが咲いている鏡張りの展示室『パレットガーデン』内からも、ガラスのドア越しに大きなクリスマスツリーを眺める事が出来ます☆

 

 

いつもの事ながら、この展示室に入るといい意味で季節感がおかしくなります(笑)。

くり返しますが、この日は12月3日…どうひいきしても春ではありません。

まるでパンかスイーツのような見た目の白いくしゃくしゃのお花…もちろんこれもチューリップです。

 

こちらのスタッフの方の手づくりのクリスマス飾り☆

お星様,雪の結晶,トナカイ、ゆらゆら動くたびにどれもキラキラきらめいていましたよ~。

 

枯れたコキアもこちらのスタッフの皆様の手にかかれば、とっても素敵なクリスマス飾りに変身します。