卒業式…3年生153名、それぞれの道へ | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

昨日は富山県下の中学校で一斉に卒業式が行われ、私の勤務先の中学校でも153名の3年生達が、それぞれの選んだ道へ向かって新しい一歩を踏み出していきました。
 
式の最終準備などもあって朝7時前に学校に入ったのですが、さすがにちょっと早過ぎましたので(笑)、まだ3年生達が登校してくる前の教室をのぞいてみました。
 
教室の黒板、いつもの朝はまっさらな状態なのですが、この日だけは2,1年生の子達や担任の先生の心が込められた、あたたかいメッセージが描かれています。
 
3年1組。
イメージ 1
 
3年2組。
イメージ 2
 
3年3組。
イメージ 3
 
3年4組。
イメージ 12
 
そうこうしているうちに開式の時間になり、私も会場の体育館の席につきました。
式の際の卒業証書を受け取る時の返事や態度、とっても立派なものでした。
 
また、私の勤務先の学校ではまず2,1年生から3年生へとはなむけの歌を贈った後3年生が2,1年生と保護者の方を向いて卒業ソング歌うというスタイルをとっているのですが、どちらの歌も感謝と決意…気持ちの込もった感動的なものでしたし、歌いながら涙を拭っている女の子の姿もみられましたよ。
 
式が終わった後、グラウンドの外周の道での見送りまでしばらく時間がありましたので、コースの最終チェックも兼ねて外を歩いてみました。
 
朝方までは雨が落ちていたのですが、まるで彼ら,彼女らの門出を祝うかのように雲が晴れ、春の青空がのぞいてきていましたよ。
イメージ 4
 
さすがに式には間に合わなかったものの、校庭の桜のつぼみも例年よりも少し早いペースでふくらんできていました。
イメージ 5
 
しばらくして在校生,保護者,先生達が外周の道に集合した所で、教室で担任の先生から受け取った卒業証書の入った筒を手にした3年生達が校舎から出てきました。
 
いよいよ同じ時を過ごした学び舎に、クラスメイトや後輩たちに、先生たちに『さようなら』を言わなければならない時…でもそれは同時に、希望に満ちた新しい世界に、新しい出会いに、そしてその先にあるそれぞれの夢へと向かって歩き出す時。
 
男の子も女の子も、清々しい笑顔の子もたくさんいましたが、やっぱり涙,涙の子も何人も見られました。
でも、どちらもとっても美しい、充実感にあふれた顔でしたよ。
 
最後は各クラスの男女ごとに集合し、先生たちの方を向いてそろって大きな声で『3年間私達を応援していただき、ありがとうございました!!』『高校に行ってもしっかりと前を向いて、自分の足で歩いていきます!!』などと挨拶をし、式はひととおり終了。
 
その後は、友達どうしで思い思いに語り合ったり、記念撮影を楽しんだりしていましたよ。
イメージ 6
 
イメージ 7
 
入学してきた時は身体も小さくて、言動にもまだまだ幼さの方が目立っていたのですが、この3年間で男の子も女の子も見違えるように成長しましたし、見た目的にはもちろんなのですが、何よりも内面が、心がとっても強くなったように思います。
 
特に3年生になってからは行事の際はもちろん、普段の態度などを見ていても本当にしっかりしていましたし、まさに頼もしいの一言だったように思います。
 
お昼休みの後はゆっくり出来ましたので、学校周辺の通学路を歩いてみました。
イメージ 8
 
イメージ 9
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
これまでのようにはもう会えなくなってしまいますが、この3年間の日々はかけがえのない思い出となってみんなの心の中に残り続けますしたとえこれから進む道は違っていても、みんなで育んできた絆は決して変わる事はありません。
 
それぞれが自分自身で選んだ道を、自信と誇りを持って一歩一歩歩んでいってくれればと思っています。
 
そして彼ら,彼女らのこれからのしあわせを、陰ながらそっと祈りたいと思います。
 
最後に一言…今のみんなならきっと大丈夫!!高校生活、思いっきり楽しんで&いろいろな経験をして、充実したものにさせてくださいね!(#^_^#)