上場企業経営者 | Good Life Company 社長ブログ

Good Life Company 社長ブログ

ブログの説明を入力します。

上場して個人としてよかったことは何ですか?

よくある質問の割には回答がうまく整理できていないなと感じることが多いので、今回は私の頭の中の整理の意味も含めて考えてみたいと思います。

 

普通に答えても面白くないので、ランキング形式で行きたいと思います。

#ランキングにすると人は1.3倍食いつく説

#エビデンス無し

 

3位 お金

 

いきなりですが、お金です。ランキング形式にしてしまったことをすでに後悔していますが、これは価値観によるので人によっては1位に持ってくる方もいるかもしれません。

 

資本主義における資本のレバレッジを大きく効かせる方法として事業を起こす手法は皆さんイメージしやすいと思います。上場するということはその資本、いわゆる株を現在の価値ではなく、将来の会社の価値を値付けされるようなものです。即ち、創業者である私の株は、現在価値ではなく将来の価値として少なくとも上場する時点で現在価値(純資産)より高い評価を受け、創業者は株を売り出すことで資産を手に入れることが出来ます。会社を売却することも似たような事かもしれません。株を一括で売却するのかそれとも分割にするかの違いですが、将来の企業価値、評価をさらに上げていくことが出来るのであれば、上場の方が利はあるといえます。

と言う訳で上場企業オーナーは、その後の株価の上昇に比例して自分の資産も上昇するため、現代の資本市場におけるルールにおいて一気に一代で資産を築くためには最適な方法であると思います。

 

 

2位 信用

 

第2位は信用です。企業としても、個人としても、上場企業であるか否かで信用は違います。

一番わかりやすい話をすると、東大卒の人は頭いい、努力もできる、真面目であるというブランディングが出来上がっており、一定の信用を得ていると思います。

その東大生の年間入学者数は約3000人程度。では上場企業は?上場企業の数は約3800社です。総数です。さらにそこから創業オーナーとしての上場企業社長の数は過半数以下だと思われます。

 

即ち、『上場企業を創業した社長』は希少性がある為、ブランド価値が高く、信用力があるため、初めて会う人であっても最初から上場企業の社長で、真面目で、頭がよくて、かっこいいと思われて接してもらえるケースが多く、まず自身、会社を理解してもらい、信用をつくるという時間的なロスがかなり省かれます。

 

#希少性が高いと価値は基本あがります

#かっこいいは個人的に思われたい

 

またそのブランド(信用)を持っている為、こちらから何か話を持ち掛けたり、会いたい人がいる場合においても、無碍にされる確率は確実に減ります。そう言った意味で上場企業であることには大きなアドバンテージがあると思います。

 

 

1位 ステージ

 

これは断トツで1位。ステージですね。

上場している企業は約3800社しかないわけで、上場審査は社会における試験として相対的に難易度の高い試験だと思います。

つまり、その試験をクリアさせた経営者はやっぱりなんだかんだ有能なわけです。そのため自分の人生の中でたくさんのコミュニティに属してきましたが(小学、中学、部活、サークル、サラリーマン時代の企業)、上場企業の経営者の方たちと同じステージで切磋琢磨するということは得るものも多く、上場前に比べて一番変わったことかなと思います。

 

やはり人は自分が属するコミュニティに大なり小なり影響されます。自分がその中で一番であれば努力もしないかもしれませんが、

極端な話、最下位であれば死ぬ気で頑張るはずです。そして否が応でも上場企業は時価総額として可視化され、その数値が経営者としてのレベルとも捉えられるため、常に言い訳のできない状況にあります。

 

自分のイメージは日本のプロ野球である程度活躍して、海を渡ってメジャーリーグに挑戦したら、レベルの高い選手たちがたくさんいたので

彼らに勝つ為、またどうしたら活躍できるかを考え、行動する状態です。上場前であればここまでの意識にはならなかったはずなので違うステージに挑戦するということはとてもエキサイティングで面白い。

そのため、これを一位に上げさせてもらいました。

 

 

最後になぜ上場したのか、したかったのかという質問もよく受けますが、私の場合は小さいころから起業したいと考えており、起業すれば上場するものだと思っていたので、深い意味はないです。ただただ人生一度は上場するものだと考えていました。

 

と言う訳で、今回はカジュアルに書かせていただきました、以上です。