457鞍目 記憶力が壊滅的な日 | ぽんこつライダー、自馬を持つ

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元競走馬を引き取って、二人四脚奮闘する備忘録
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6月9日の記録です。

絶賛繁忙期で……お疲れモードです。朝10時くらいまでベッドから起き上がれなかった。

 

午後から乗りました。夕方から雨予報、そのせいか日中は風がすんごい。走った馬の後ろは砂ぼこりで煙幕状態。あと葉っぱがランダムで落ちてくるので、突然足下がカサカサしたりして私がビビる。

 

障害鞍、長鞭、ボール拍車装備にします。

本当は馬場練習しなきゃなんだけど、どうせ練習不足で7月の競技会もパスしそうな気がするから8月目標でいいやの気持ち。

フラットワークはいつも通り、速歩の時点でツーポイント気味に手綱短く持って手置いてがっちり固定。丸まった速歩してくれるのでそれを継続、大きめの巻乗りくらいはその姿勢キープしたままやりたい感じ。停止→速歩もツーポイントのまま、拳を握るだけで止まるように。

今日も横木置いてあったので、手前まで駈歩して横木は元気な速歩で通過、終わったらまた駈歩、で反応確認。

左右手前駈歩を詰め伸ばしして、反対駈歩もしっかり前に出して両方とも。速歩にして私がツーポイントじゃなくても少し丸めて動けるかな~と感じたところで、蹄跡を使って肩内練習。隅角で巻乗りしてその姿勢のまま蹄跡直進。中央線を使って練習していたのが少し感覚が分かってきたのもあって、蹄跡沿いで肩内もなんとなくできているような。これも左右確認。

本当はフライングチェンジも確認したかったけど、馬場に馬も増えてきたしキュートな先生もクロス作ってくれたので入ることにしました。クロスを中心に8の字で左右に。微妙に一歩多い感じ…。もっと前。

 

続いて青看板入りの垂直、まずは左手前で。この青看板、微妙に見るんだけどここでまさかの2回も右に逃げられるという。

いつも左に鞭を持っているのと、この日は左に逃げないように横木を置いておいてくれたんですが、それが裏目?に出たような。鞭を右に持ち替えて、膨らみ防止で右に横木を置いて逃げ場を失くしたらちゃんといきました。外の壁が足りないってやつですね…。

こちらも左右手前。しかし私が疲れてるのか記憶力低下しまくりで、右手前に変わってさっきと反対側から向かわなきゃいけないと思って駈歩始めたはずなのに、なぜか障害を見たら「アッ、クロスに行かなきゃいけなかったのに!」と思ってクロスに向かって旋回。旋回してから「……ん?違うな?」と思って「間違えた~~~」と叫びながら蛇行してもう一周馬場走りました。ダメすぎる。

 

 

 

で、こんなコース。
③と④は間6歩でしたが、何歩って聞かずに突入したけど6歩だった。結構前に出てたので最後はもう少し待った方がよかったかも。でも前に出せてることが、私にとっては重要なので詰まって6歩でもいいことにします。
 

 

で、コースはもう忘れちゃったんですけど…なんか跳んで、一番下の垂直跳んで、それから大きく回ってオクサー、って言われたのにとにかくオクサーに行かなきゃいけない気持ちがありすぎて、垂直跳んだあと小回りして華麗に逆からオクサー跳びました(点線ライン)。

ああ、人ってこうやって経路違反をするんだな…って思いましたね。ダメすぎるんですけど、次のこと考えすぎたら次の障害しか本当に目に入ってなくて、そこに至るまでのルート検索がバグったんですね。最短距離を突き抜けました。記憶力……。

キュート先生も苦笑いだったけど(なんならきっと馬場にいた先生も)、まあ小回りで跳べてるのはそれはそれで……ということで今日はいいところでやめました。

いいところ?人は良くないけど馬は頑張りました。こんな記憶力ぽんこつの私でごめんよ……。

 

 

上がりの常歩で小さな芝馬場に歩きに行きました。先生が先にそこで歩いてたんですが、後ろをくっついていく感じで。

そしたら最初にツーポイントで乗っていたときの馬の姿勢がよかった、とアドバイスをもらいました。ツーポイントでも馬を丸めて踏み込ませた姿勢でフラットワークする、というここ最近の私の方向転換は的外れではなかったようです。

海外の馬場のトップライダーも馬場鞍でツーポイントでかなり走らせてたりするよ、という話も教えてもらい、馬場鞍で自主練するときも自信をもってツーポイントで乗れそうです。ただし腰は痛い!

ツーポイントで乗ったときに鐙をしっかり踏んでいる状態が大事らしく、鐙を踏んでいるだけでも推進になるから、シートしたときでもその鐙のウェイトを残しておいて欲しいと言われました。

 

重たい馬ほど後ろから推さないとと思ってシートしたときに深く座ってしまうけれど、シートした分負重が鐙とお尻に分散するし、推せるけど重くもなる(シートすることで推進の選択肢が増えるけど、背中の動きがツーポイントより阻害?される部分もある)ってことなのかな。

そうは言ってもムーンさんみたいに障害前でクルッと華麗にターン!みたいな馬は障害前座っておきたいし、ずーっとツーポイントでスイスイ走ってくれるほど積極的でもない(笑)ので、ツーポイントもスリーポイントも使い時があって、切り替えないといけないなぁと改めて思う次第です。

私はめっちゃ軽い馬なんてものにはここ数年乗ってないのでそういう馬の乗り方はさっぱり分かりませんが、ムーンさんの乗り方でめっちゃ軽い馬乗ったらあっという間に流れ星のごとく消えるんでしょうね流れ星