公式ブログアドレス変更のお知らせ
長らく改装しておりました公式ブログがようやくリニューアルオープンをいたしました。
つきましては、今後は下記アドレスから、仲野ひろ子の活動報告をご覧下さい。
よろしくお願いいたします。
裁判員制度を問い直す勉強会に参加
仲野代議士は4月1日、超党派の「裁判員制度を問い直す勉強会」に参加いたしました。裁判員制度は5月21日から施行されますが問題点が多く、その問題点をクリアしなければ実施するべきでないという議員有志が集まり、郷原信郎弁護士を講師に招いて勉強会を開催いたしました。
裁判員制度に反対の立場である郷原先生は、裁判員制度の問題点として
① 裁判員が刑の重さを判断せねばならず、無罪を主張していた裁判員が少数派だった場合にも量刑を判断しなければならない(棄権、辞任ができない)こと。
② 被告人の立場からは職業裁判官の裁判か裁判員の裁判かを選択できない。
③ 裁判員の負担は軽い(長くても3日)との触れ込みだが、実際は時間がかかる。短期間で審理を行おうとすれば粗雑な判決が出る可能性も。また、地裁があらかじめ証拠等を整理して審理を行ったところ、審理が粗雑として高裁から差し戻された事例も。
その他、マスコミの報道に裁判員の心象が影響される、守秘義務があり、実質密室の中での審理になるのどの問題点が指摘されました。
その後、裁判員制度について早急に態度を決めるべきであるとして今回の勉強会を議員連盟として立ち上げることが決まり、仲野代議士が与党議員も含めた議連にすべきであると提案し、賛同を得ました。
今後は2週に3回のペースで勉強会を重ね、一定の結論を得る予定です。
衆議院農林水産委員会で質問(3月24日)
仲野代議士は24日、衆議院農林水産委員会で水産業、林業に関する問題について質問をいたしました。
今回の質問では、仲野代議士が食の安全と国内産材料の利用促進の観点から取り上げていた昆布巻の原産地表示義務付けの問題について、初めて「表示義務付けの対象から除外されない」という答弁を石破農林水産大臣からいただきました。消費者の関心が高いので、消費者の利益となるようにしたいとのことでした。
また、海岸の浸食問題について、仲野代議士の地元で深刻な問題になっており、昨年も質問したことから、対応について質問したところ、農林水産省、国土交通省とも、連携を密にし、解決に向けて取り組みたいとの答弁がありました。
さらに、前回のブログで取り上げた窒素氷のような有益な技術についても、導入に当たって補助するメニューがあるので相談して欲しいという答弁がありました。民主党の掲げる6次産業化の問題について石破大臣は、国の進める農工商連携と考え方は一緒であると答弁。
一方、林業に関しては、造林補助金の額が少ないため、再造林が去れず放置されている森林が多く、それが農業や水産業に影響を与えるため、負担を減らすべきであり、林業にも戸別所得補償の導入を求めましたが、石破大臣は造林の問題については同意したものの、戸別所得補償についてはコストの削減と生産効率の上昇が先であるとして、導入について否定的な見解を示しました。
最後に日ロ間のサケマス漁業交渉について質問をいたしました。山田水産庁長官は、厳しい状況にあり、地域に影響を及ぼしていることを認めたうえで、少しでも漁民に有利な条件で早期妥結したいと答弁いたしました。
発明大賞発明功労賞を受賞された昭和冷凍プラント若山社長が仲野代議士を訪問。
第34回発明大賞(財団法人日本発明振興協会、日刊工業新聞社主催)で、窒素ガス封入氷の発明により発明功労賞を受賞されました昭和冷凍プラントの若山敏次社長ご夫妻が、表彰式の帰途、仲野代議士の東京事務所を訪問されました。
若山社長の発明した、氷に窒素ガスを注入することで魚が長持ちする窒素氷は、新聞やテレビなどのマスコミで数多く取り上げられ、話題を呼んでおりましたが、今回の表彰も窒素氷の素晴らしさが認められたからであると思います。
若山社長の画期的な発明が広まり、釧路、根室地域で水揚げされる新鮮な海産物を広い地域で食していただくことができますよう、心より願ってやみません。また、海産物以外の分野での窒素氷の可能性も賭けてみたいものです。
衆議院農林水産委員会で質問
仲野代議士は3月4日、衆議院農林水産委員会で、畜産、酪農問題について質問をいたしました。仲野代議士は、自らが座長を務める民主党畜産酪農対策小委員会の視察やヒアリングなどで、畜産・酪農家の方々から伺った現状をもとに質問をいたしました。また、本日の傍聴席は生産者団体である北海道農民連盟の方々約20名が傍聴されました。
仲野代議士が畜産酪農の現状認識について質問すると、石破農林水産大臣は、中長期的には国産飼料の利用拡大が必要であるとの認識を示し、5日の食料・農業・農村政策審議会畜産部会に、本日(4日)の議論を密接に反映させたいと答弁いたしました。北海道はEUと環境が似ており、経営が楽ではなく負債も大きいが、自給飼料を最大限定着させ、経営を安定させたいとの答弁もありました。
加工原料乳生産者補給金制度単価と限度数量について、期中改定を行ったことを石破大臣が再生産を確保できたと評価し、直近の物価の状況を見て単価を決定していると答弁。
一方、民主党の掲げる所得補償制度について石破大臣は、詳細まで理解していないため議論させていただきたいと答弁する一方で、大臣の考えるデメリットを3つ掲げ、慎重な態度を見せました。それでも、今までの大臣と比較して、議論の俎上に載せようという姿勢が見えました。
また、チーズについて石破大臣は、供給を増やせば需要が増えると見込んでおり、供給を拡大することを積極的に進めたい。と答弁し、チーズ向けの生乳を出し、粗飼料を消費するブラウンスイス種の導入については、よくわからないので、メリットを教えて欲しいと、逆質問も飛び出しました。
中山間地域等直接支払制度については継続を望む声が大きく、効果について検証しながら恒久化することを検討したいという答弁を引き出しました。
最後に、バイオガスについては資源エネルギー庁から積極的に推進したいとの答弁があり、石破大臣からも将来日本のエネルギーをバイオでまかなうために、技術開発に力を入れたいとの答弁がありました。
畜産酪農対策小委員会ヒアリング
仲野代議士は26日、民主党本部で行われた畜産酪農対策小委員会のヒアリングに座長として出席いたしました。
当日は全農・全中、全国農業会議所、北海道農民連盟、日本鶏卵生産者協会から代表者が出席し、畜産・酪農問題に関する要請を行いました。特に鶏卵生産者協会の緒方委員長からは飼料米の問題について強い要請がありました。当日は衆参の農林水産委員を中心に多くの議員が出席し、畜産酪農問題に対し強い関心がある議員が多いことがわかりました。出席議員からは配合飼料価格下落幅の問題や、飼料米の問題について意見が飛び交いました。
その後生産者の代表である北海道農民連盟からヒアリングを行い、畜産、酪農が地域に与える影響が大きく、農業人口減少が地域崩壊につながることを切々と訴えられました。
本日の結果を踏まえ、党の畜産・酪農政策に反映して参ります。
民主党農林水産部門・畜産酪農対策小委員会合同会議に出席
仲野代議士(民主党畜産酪農対策小委員会座長)は19日に開催されました民主党農林水産部門・畜産酪農対策小委員会合同会議に出席いたしました。
畜産・酪農をめぐる現状について農林水産省生産局並びに消費安全局より説明を受け、ホルスタイン以外の品種の積極的導入、飼料価格の値下がりの問題、畜産酪農製品の消費を伸ばすための努力などについて出席者から質問がありました。
その後、仲野代議士から16日の釧路における視察の報告、石川知裕代議士(民主党畜産酪農対策小委員会事務局長)から11日の岩手県における視察について報告があり、仲野代議士からは視察の結果を踏まえ、所得補償と6次産業化をメインとした民主党法案の成立に尽力したいと伝えました。