衆議院農林水産委員会で質問(3月24日) | 仲野ひろ子のブログ

衆議院農林水産委員会で質問(3月24日)

 
仲野ひろ子のブログ 仲野ひろ子のブログ


 仲野代議士は24日、衆議院農林水産委員会で水産業、林業に関する問題について質問をいたしました。


 今回の質問では、仲野代議士が食の安全と国内産材料の利用促進の観点から取り上げていた昆布巻の原産地表示義務付けの問題について、初めて「表示義務付けの対象から除外されない」という答弁を石破農林水産大臣からいただきました。消費者の関心が高いので、消費者の利益となるようにしたいとのことでした。


 また、海岸の浸食問題について、仲野代議士の地元で深刻な問題になっており、昨年も質問したことから、対応について質問したところ、農林水産省、国土交通省とも、連携を密にし、解決に向けて取り組みたいとの答弁がありました。


 さらに、前回のブログで取り上げた窒素氷のような有益な技術についても、導入に当たって補助するメニューがあるので相談して欲しいという答弁がありました。民主党の掲げる6次産業化の問題について石破大臣は、国の進める農工商連携と考え方は一緒であると答弁。


 一方、林業に関しては、造林補助金の額が少ないため、再造林が去れず放置されている森林が多く、それが農業や水産業に影響を与えるため、負担を減らすべきであり、林業にも戸別所得補償の導入を求めましたが、石破大臣は造林の問題については同意したものの、戸別所得補償についてはコストの削減と生産効率の上昇が先であるとして、導入について否定的な見解を示しました。


 最後に日ロ間のサケマス漁業交渉について質問をいたしました。山田水産庁長官は、厳しい状況にあり、地域に影響を及ぼしていることを認めたうえで、少しでも漁民に有利な条件で早期妥結したいと答弁いたしました。