自分を守ろうとしない者を、他者は守ろうとはしない | 自分の人生の舵を取れ! ⭐︎武井義勇(kammy)のブログ

自分の人生の舵を取れ! ⭐︎武井義勇(kammy)のブログ

僕は、公立小学校の教員をしています。

その中で大切にしたいことや、自分の生き方を考えてきました。それをシェアしていきます。

自分の人生の主役は自分自身です。いかに生きればもっと幸せになれるのかを追究しています。

いつもお読みいただきありがとうございます😊本質の追究者の武井義勇(たけいきゆう)です。


今日は辛口です。

世の中にはテイカーと呼ばれる人たちがいます。特定の人をターゲットにして、様々なものを搾取する輩です。テイカーに捕まると、資源を食いものにされて、心身財産もろともボロボロになります。


テイカーに捕まらないようにするために最も効果的な方法は、搾取されないように自己防衛を図ることです。


テイカーは鼻が効くので、取り入る相手を虎視眈々と狙っています。そして「こいつは使える」と判断すると、徐々に距離を詰めていって搾取しようとします。

思うに、昔大問題になったカルト集団の無差別テロの首謀者(教祖)は、カリスマ性のあるテイカーだったのではないかと推察されます。


僕自身はそういう輩に遭遇したことはありません。おそらく本能的にストッパーが働いて、近づかないようにしているのだと思います。



テイカーに狙われる人というのは、基本的に「いい人」が多いと考えられます。人を信じやすく、人からの頼み事を断ることが苦手な人が多いです。

一見いい人に見えたとしても、それが良いとは限りません。なぜなら、自分の人生の主導権を他者に委ねた状態だと考えられるからです。


自分の人生の主導権を他者に委ねている人は、自分を守ろうとしない人だとも言えます。自分を守ろうとしない人はテイカーには大好物であり、知らず知らずのうちに食い物にされていきます。


もし自分が人に恵まれていないと感じる人がいたら、自分を省みる必要があります。依存系や搾取系の人間を、無意識に自分が選んでしまっていることを自覚すべきだからです。


アダルトチルドレンなど、周りの大人の目に気を配りながら過ごしてきた人にとっては、それが生存戦略として染み付いてしまっているのだと思われます。ですので「自分を大切にする」とか「自分を守る」などと言われてもどうしてよいのか分からないのではないでしょうか。


この点に関しては、Voicyパーソナリティの澤奈緒さんがいろいろな回で話されているので参考にしてもらいたいです。奈緒さんはアダルトチルドレンを克服されています。


とにかくここからは早急に離脱しなければなりません。



ではどのようにしたら自分を守れるようになるのでしょう。僕なりに出した解をここから記します。


1.自分が決める
自己決定性を認識することが第一です。この世の事象は全て自己責任です。

自己責任とは自分を責めるということではありません。自分が決めている意識をもち、その結果に責任をもつということです。


例えば、モラハラ夫と結婚してしまったとしたら、そういう人を選んだ自分を省みます。これをせずに相手を変えようとしても上手くいきません。


まず自分を省みて、その人を選んだ理由を考えるのです。それをした後に、その生活を継続するか離婚するかを決めます。


ここでその生活から目を背けても、状況は悪くなるように感じます。


だからまず、自分が決めるという意識をもつことです。そして決めたら、それを優先させます。「私の人生は私のもの。誰が何と言おうと、この人生は私が責任をもつ。」と決めて行動します。


この意識をもつだけでも、テイカーは寄り付きにくくなります。


2.断る勇気をもつ
テイカーの餌食にされやすい人は、いい人が多いと書きました。それはつまり、他者の言いなりになりやすいということです。


「これを断ったら嫌われるかな。」「今日の飲み会気が進まないけど、職場にいやすくするためにも行った方がいいかな。」

と考えやすい人は、断る勇気をもちましょう。

僕も以前はこのように悩むタイプでしたが、今ではかなりキッパリと断るようになりました。この時、何かの理由をつけて断ることが多いと思うのですが、僕は理由を添えずに「せっかく誘ってくれたのにごめんなさい。ありがとう。」と言って断ることが増えました。


だからと言って、職場の人間関係が悪くなることはありません。そしてもしそんなことで関係が悪くなるようであれば、その人とは付き合わない方がよいのです。テイカー気質がある人だからです。



3.他者は自分ほど自分を見ていない
自分が思っているほど、他者は自分のことを気にしていません。

少し考えれば分かりますが、愛するパートナーや子供のことを忘れる時間は、1日のうちに結構ありますよね。今僕はブログを書いているのですが、妻子のことをここ1時間くらい考えていませんでした。

でもこの世に唯一自分のことをずっと考えられる人がいます。言わずもがな自分です。


つまり、自分以上に自分を愛することはできないということです。


そう考えてみると、他者は自分が思うよりずっと自分のことを気にしていません。


だから自分のことを自分が一番大切にしてあげればよいのです。この世で最も自分を大切にできるのは自分でしかないのですから。



4.他者を頼っても依存はしない
僕の周りには信頼できる人たちが多く存在します。それは多くの失敗を重ねることによって、僕の人を見る目が養われたからです。


これらの人たちの共通点は、自立しているところです。時には一匹狼的な人もいます。


僕は昔依存体質だったので、結構人を信じやすくなっていました。そして信じた人に裏切られたと感じた経験もあります。

ただここでポイントなのが、裏切られたと思っているのは自分だということです。相手はただそこに存在しているだけであり、裏切ろうとも思っていなかったかもしれません。

つまり、僕自身の人を見抜く力が未熟だったというだけです。


僕は今でも人にめっちゃ頼ります。分からないことがあったら調べるより先に人に聞いてしまうほど、人に頼ります。


しかし以前の自分と明らかに違うところは、相手を信じ切らないところです。

言い方を変えると、他者を信頼したとしても、常に自分の足で立っていられるように構えておくところです。


相手を信じ切り、相手に寄りかかってしまうと、その人が去った後に倒れてしまいます。そうならないために、もたれかけるのだけど自立しておくことが大切です。





このように、自分を守ることがとても大切です。自分を守ることは、ただわがまま放題やることとは異なります。

長くなるので割愛しますが、わがまま放題やるということは、自分を大切にしていることではなく、他者に依存していることの現れです。実は真逆のことなのです。



本当の意味で自分を守れるのは、自分しかいない。この自覚をすることで、初めて自分の人生に責任をもつことができます。


責任をもてればきっと今より生きやすくなると、実感を込めてお伝えします。


みんなで、自分の人生の主導権を他者に奪われないようにしていきましょう。



最後までお読みくださりありがとうございました。