最強の人

いつもお読みいただきありがとうございます😊本質の追究者の武井義勇(たけいきゆう)です。


いろいろなジャンルの人を見ていて、根っこが繋がっていると感じることがあります。それは、どの世界においても最強の人というのがいて、同じパターンをしていると気づいたからです。

最強の人というと、体が強くて大きくて、体力もあって、メンタルも強く、何にも動じないような人を指すのだと思います。

ただ僕のいう最強の人はちょっと違っていて、ある特徴がある人のことを指しています。

その特徴とは

「自分を知っている人」

です。

僕の今回の最強の人の定義は、「自分の感性に従い、自分を心地良くさせる方法を知っている人」です。この観点から記していきます。

僕の成功者のイメージには、大会社の創業者、超一流のスポーツ選手など、その業界でトップをとってきた人がいます。

これらの人々に共通していることは、努力を努力だと思わずに駆け抜けられるメンタルがあるということです。

例えば大谷翔平選手は、試合が終わったらすぐに帰宅し、睡眠や栄養をたっぷり摂ることを毎日繰り返すそうです。周りの人が飲みに行く中で、超ストイックな生活に見えます。僕だったら辛くて続けられません。

でも彼にとってはそれが当たり前。もしかしたらそれが辛いと感じることもあるのかもしれませんが、やらない方がリスクだと思えば続けることでしょう。

二刀流の大谷選手は、普通の選手と比べると遥かに体に負担がかかっているはずです。それを続けられるのは、大谷選手がストイックに自分の心身のケアに取り組んでいるからだと推察されます。

大谷選手のように努力する人は、称賛の的になります。学校で言えば、道徳の教科書に取り上げられるような人です。その努力の凄まじさは、常人とはかけ離れています。

では大谷選手はなぜこのような努力を続けられるのでしょう？

僕の解としては、大谷選手が自分をよく分かっているからだと言えます。

彼にとって、野球は自分の人生をかけたものだと考えられます。それは自分の生活に自然とあるもので、続けなければいけないとか、努力しなければならないといった、べきねば思考には縛られていないのではないでしょうか。

練習したいからする。それが試合で活躍する方法だと分かっているから練習するのです。そして練習や試合に体を耐えさせるために、しっかりと休養をとることを自らに課しているわけです。ここには、他者に指示や命令されたことはほとんどないのではないかと思います。

自分の感性に従い、自分が幸せになるために行動する。

大谷選手にとっては、それが野球だったわけですよね。そこに超人的な身体能力や努力の資質、周りの人間関係に恵まれたことから大成をされているのです。

では、僕のように多くの一般人が自分らしく生きるにはどうしたらよいのでしょうか。

僕は「自分の心と思考に、アンテナを立てる」ことが大切だと考えます。

つまり、自分を知ろうとすることです。

大谷選手のように、世の中で大成することは叶わないかもしれませんが、自分を知ることは誰でもできると僕は考えます。

そして自分を知っていくうちに、自分がどこであれば生きやすいのかを考えることができるようになっていきます。

今の僕は、もう公立教育界にどっぷりと足をつけておくことをやめました。この世界で頂点を極めることから離脱しているのです。

では、自分を生かす環境とはどのようなものかというと、僕の場合「二刀流」が自分に合っていると分かりました。

僕にとってブログでの配信がその一刀に当たります。僕は様々な社会問題に対して、自分なりに考察して発信しています。これは広い意味では作家活動です。

この活動は、全くお金にもなっていないし、今後も仕事になるかは分かりません。ただ１つ確実に言えることは、この発信があるお陰で、もう一刀でもある教育活動にも真剣に向き合うことができているのです。

以前は、自分が仕事を辞めてしまったら何も残らないという不安を、常に身に纏っていました。でも今は、もし教員を辞めたとしても他に道はあるだろうと思えています。

それはなぜか。僕がブログ活動を通して巡り会えた人たちのお陰です。僕が発信をして共感してくださった方、そしてこの活動を行う上でネタ元とさせていただいている方からの学びが、僕の生き方にまで深く関わっているからです。

僕は、１つの活動に集中するよりも、他にいろんな活動を行ってみることの方が生きやすいことに気づきました。これは自分を知ったことによる効能です。

だから、誰でも「最強の人」になれるのだと思います。そうなるための目的は、世の中で大成することではなく、自分らしく生きて、幸せになるためです。

みんなで、自分の分野の最強の人を目指しませんか？

最後までお読みくださりありがとうございました。