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異動後の初出勤。これから何年か同じ部屋で働く仲間を一度に紹介されて、目が回ってしまった。仕事面での心配はしていないが、新しい人間関係には緊張してしまう。うまくやっていけるのかな。

向こう側も気を使ってくれているのか、昼ご飯に誘ってくれた。一人ぽつんと部屋に居るのをフビンに思ってくれたのかもしれない。普段からよく行くという、味噌煮込みうどんの店に男女5人で行くことになる。

栄「かどまる」

店は会社から歩いてすぐの場所にあった。味な雰囲気の店構えで、昼どきのためか店内はぎっしりと満員御礼だ。

梅セット「鶏肉と卵入り味噌煮込みうどん」900円を注文。見ていると周りの客は、味噌煮込みうどんとご飯を一緒に頼んでいる。ご飯かー・・ご飯は気がつかなかったけど、味噌煮込みうどんなら、実はビールがぴったりだなと思っていたのだ。

でも今日はなんと言っても初日。初日のランチからビールなんて注文していたら、この先ずっと酒呑みの烙印を押されてしまうよ。いやバレてしまうのは時間の問題なのだが、もう少しだけ長引かせたい。

熱々の味噌煮込みが到着。やっぱり味噌煮込みの醍醐味は卵だな。半熟の黄身を崩して、麺に絡めて食べるのだ。煮えたぎる鍋から、ハフハフと麺をたぐってみる。ヤケドしないように注意して・・美味しい!鶏肉もたくさん入っているよ。いいぞー!

俄然一人脳内で盛り上がっていると、女性陣が「服にハネないようにしないと」などとおっしゃる。しまった!今日は自分も白いシャツではないか。あまりの一人脳内盛り上がり状態で、全くそんなこと考えてなかった。注意しながら、麺、スープ、卵、かまぼこ、麺!なんて幸せなんだろ。ああ、ここにビールさえあれば!

そう言えば、味噌煮込みうどんを食べるのは久しぶりだ。山○屋みたいな有名店だと、具が全然入ってない「素うどん」なのに1000円以上の値段が付いている。あれはいけない。名古屋の外から来る人は、一度は名古屋名物ということで店に行くのだが、あまりのコストパフォーマンスの悪さに味噌煮込み嫌いになってしまう=名古屋嫌いになってしまうからだ。実際そういう感想を持つ東京人は少なくない。

自分でつくるときは、唐辛子をたくさん効かせるのが好きだな。醤油味の煮込みうどんもよく作るのだが、卵が合うのはなんと言っても味噌煮込みだ。卵と味噌とうどん。焼酎にこんなに合う「つまみ」もないと思う。

スープまで飲み干して完食。汗をかいて店を出る。いつの間にか涼しくなって、もう秋だな。爽快だ。今年は夏の思い出があまりない。

案の定というか、注意していたのに、美味しくて夢中で口の中をヤケドしてしまったようだ。あれ?今日は「呑み日記ブログ」にならなかったな。名古屋ランチ日記だ。酒呑みだということがバレなくて良かった。
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新しい家で必要な物を買い出しに、大須までやってきた。久しぶりにのんびりと大須の町を歩いてみる。前回来たときは住む場所を探さないといけなかったので、とてものんびり気分ではいられなかったのだ。良く見ると店の入れ替わりはたくさんあるようだが、全体に町の印象は全然変わっていない。とても懐かしい雰囲気に満ちている。

やっぱりこの町に住むほうが良かったのかな。いやいや面白いという意味では、住むことに決めた家も負けてはいないか。町というものは、多少なりに乱雑でワイ雑なほうが興味深いものだと思っているから。

小腹が空いたので、何か食べようかとあちこち覗いて廻るうちに、ふと思い出す店があった。あれは大学生の頃だから、もう今から何年前になることやら。まだお店は営業しているのだろうか。おぼろげな記憶を頼りに店までの道を辿ってみた。

大須「百老亭」

昔から餃子で有名な名店。店は大須演芸場のそばにある。恐る恐る訪ねてみると、はたして店はまだその場所にあるではないか。あれれ?看板は同じ名前だけど、なんだか店がキレイになっているぞ。どうやら全面的に改装したようだ。昔の崩れる寸前の建物も味があって良かったのだが、まあ時の流れだから文句を言う筋合いではないか。

なにしろ餃子とお酒しかメニューがないことで有名な店なのだ。まずは瓶ビールを注文して、ギュッと一息に、そしてプハー!ホント生き返るよー

改装されても、天井から伸びている演芸用のホースは健在だ。熱くしたフライパンに餃子を並べて、このホースから水を撒き、餃子を蒸し焼きにする。うんうん変わってないぞ。餃子を焼くオヤジも全く変わってない。いや待て?さすがにそんなことはないか。

焼き餃子10個500円を注文。他の客をみていると、一人で30個とか40個とか注文している。そんなに食べるのか。昼下がりのひとときを餃子とビールで過ごすには多すぎる量だ。さっそく焼き餃子のタレを作る。ラー油多めと醤油に、酢は少なめが好みだ。焼きたての餃子をパクリ。熱いよ旨いよ熱いよー!すかさずビールをギュー!

瓶ビールって、冷えすぎていない感じが頼もしい。ほど良く冷えた瓶ビールは生ビールより断然美味しいと思うのだ。なんでだろ。

美味しくて懐かしくて、パクパクと餃子を食べてしまった。これは20個にしておけば良かったと後悔する。玉子スープ餃子600円を追加注文。カウンターだけの店なのでオヤジの作り方が丸見えだ。

鍋に水。白菜、もやし、コマギレ豚を入れて沸かす。味付けはよく見えないけど、塩と醤油少しかな。あと酢を使っているかなー生餃子を入れて、割りほぐした玉子を入れる。ニラを散らして出来上がり。

熱々でもうバカ旨だ!コマギレ豚がほんの少し、ホントに少しだけ入っているのがなんとも嬉しい。熱々ウハウハでビールが進むよ。

すっかり汗をかいて、午後の町へ戻る。強い陽射しに思わずくらくらする。それにしてもいい店だ。このまま変わらずにずっと頑張ってほしいと思う。またお休みのお昼頃に来ようか。
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さて名古屋に引越しをしたあと、第一回目の「名古屋呑み日記(仮)」である。

新しい家には無事に荷物を運び入れることができた。今回久しぶりに引越しをしてみて、最近の引越し屋はちゃんとしているんだなと感心した。

時間はきちんと守る。荷物は決して引きずらない。分解して運んだ荷物は嫌がらずに、またきちんと組み立てていく。何もそこまでと思うくらいに、全てをエアパッキンしていく。当然と言えば当然だけれど、今回の引越し屋さんは徹底していたのだ。

すっかり夕方になっていた。自分は何もしていないのも同然なのだが、ここはあえて自分への慰労を兼ねて、段ボールの開梱もそこそこにご近所探索へ出かけることにした。

矢場町「八縁」

やきとんと串揚げの店のようだ。なにしろ家から歩いて一番近い。道路に出ている看板メニューを見ると、なかなか充実した品揃えが見てとれる。こんなに近場で美味しいものが食べられたりしたら、毎日通ってしまうよなーと思いながら、入り口をくぐる。

店内は満席だ。まだ18時なのになんでだろ?この週末は名古屋で「ど真ん中まつり」なるものが開催されているらしい。だから混んでいるのかな?

暑かったので、とりあえずグイグイ呑めるハイボールを注文。ぐいーっと一息で呑み干して生き返る。ハイボールのお代わりと、トマトスライス、王様とんちゃん180円と牛ホルモン380円を注文してみる。値段が安いなー。王様とんちゃんは甘辛の味付け。牛ホルモンは塩味だ。串焼きではなく焼いたものが皿に乗せられて出てきた。

パクリと一口。ううう旨い!!なに?美味しいよこれ!びっくりした。東京でもいろんなホルモン食べてきたんだけどな。こんなに家から近い店で大当たりして良いものか。かき込むように完食。

次いでニンニクとんちゃん200円と、劇辛とんちゃん200円を追加発注。とにかく安いな。劇辛は真っ赤になるまで唐辛子が振りかけてある。またこれが両方ともバカ旨だ!油断していたというか、まさか飛び込みの店でこんなに美味しいとは。混んでいるのは祭のせいでは無いようだ。いやホントに通いつめてしまいそうだ。

新しい部屋は、ぼちぼち片付けていこう。原宿のマンションに借りてが見つかったという連絡が入った。なんでもこのマンション不況の中で、こんなにすぐ見つかる事はあり得ないらしい。

明日からは新しい職場に初出勤だ。ちょっとだけ緊張する。けれからどんなことが待っているんだろ。このドキドキした感じが最高だな。