人間ですよー。 -5ページ目

回想Ⅱ

俺は『普通』に生きていくために





見栄えのいい仮面と





透明だけど分厚くて都合のいい壁を





少しずつ


きれいに



作った。






俺は



人の良さそうな




愛嬌のある



『女の子』になった。















自分を隠した。













誰からも気付かれないように。






『演じるんだ、死ぬまで。』






そう決意したとき、










……死ぬまで?













ならば、



いますぐ死ねば





俺は演じなくてすむのか?












その日から



どうやって死ぬか考え始めた。

回想Ⅰ

物心ついたときから


俺は、聞き分けの良い子供だった。




常に自分の立場をわきまえて行動していた。







心の中ではかなり冷静で、客観的にものを考えていたのを憶えている。




自分が『社会的』に子供だと理解していた。







親の前では聞き分けのいい『子供』を演じていた。














泣くのが嫌だった。






泣くことはあったけど、



大半は『悔し涙』のようなものだったと思う。





泣いた時は決まって




自分に腹が立った。




情けなく思った。






転んで傷や痣を作っても


注射をしても





痛くても





泣きたいと思わなかった。






親や、兄弟、友達の前ではできるだけ普通に振る舞った。








独りきりになると




決まって思考が停止した。




無だった。









半分は『死んで』いたのかもしれない。






自分が何者であるか



わかっているような



わかりたくないような











ただ毎日を





ただただ生きていた。







誰にもバレないように







『いい子』という殻に閉じこもって



自分を保っていた。

先が見えた今、思うこと。

水曜にカウンセリングに行って



あと2回通ったら終りだよ~

11月の委員会に資料提出するから。まぁ通ると思うから安心して。




と言われた。





なんだかんだであと2回しかないのかと思うと



ちょっぴり寂しい(笑)







やっぱり期限があると心に余裕ができますね。




今まで死にたいほど大嫌いだった、20年以上頑張ってきたこの身体を



少し許してあげられるようになりました(笑)













ずっとずっと


大嫌いだった自分。
この醜い身体を自分だと思いたくなかった。



だけど




この身体じゃなかったら解らなかったことがたくさんありました。




それも全部ひっくるめて





『俺』



なんだと思うことができました。








本当に生きててよかったぁあーー(笑)