回想Ⅱ | 人間ですよー。

回想Ⅱ

俺は『普通』に生きていくために





見栄えのいい仮面と





透明だけど分厚くて都合のいい壁を





少しずつ


きれいに



作った。






俺は



人の良さそうな




愛嬌のある



『女の子』になった。















自分を隠した。













誰からも気付かれないように。






『演じるんだ、死ぬまで。』






そう決意したとき、










……死ぬまで?













ならば、



いますぐ死ねば





俺は演じなくてすむのか?












その日から



どうやって死ぬか考え始めた。