前の記事 で、人間は息を吸う事は自然とするけれど
ストレスを感じると息を吐くことを忘れてしまうという
お話しを書きました。
この話を友人にしたら、彼女が
タバコを吸っていた時の事を話してくれました。
仕事が忙しく、ストレスからタバコを吸っていた時
フト思ったそうです。
『そっか、わたし呼吸するためにタバコを吸っているんだ！』と
『呼吸は、タバコを吸わなくてもできる。
だったら、体に悪いことしないで呼吸をしよう』と思ったそうです。
特に、フーとタバコの煙を吐く時それがなんとも
気持ちが良かったそうです。ホッと一息つけたのだとの事。
その呼吸ができれば、タバコは必要ないんだと思って
タバコをやめたとの事です。
10月からタバコが高くなるので、やめたいけれど
やめられないという話をよく耳にします。
彼女の話を聞いていて『お金がかかる』とか
『体に悪い』という『結果』を考えて、タバコを
やめようと思う前に、タバコを吸っている『理由』を
考える必要があるのかもしれないと思いました。
自分が『タバコ』から何を得ているか？
なぜ、これほどまでに吸いたいのか？
吸わないとどんな気持ちになるのか？
自分にとって、タバコとは何を意味するのか？
心の声に耳を澄ます必要があるかも知れません。
タバコの煙が及ぼす悪影響を考えて
お子様や奥様が煙を吸わないよう
蛍族になるお父さんが増えました。
周囲の人が嫌がるからと、吸わない人の前では
吸わないように心配りをして下さる方も大勢います。
『人を大切にする』という気持ちからでしょう。
でも、自分自身を『大切にする』という観点を
忘れていないでしょうか？
喫煙をされる方は、神様から頂いたかけがえのない『自分の命』を
大切にするという観点から、禁煙を考えて頂けたらと思います。
目の前の事象にとらわれることなく
『やめたい』と思う自分を『大切に』その決意を貫く
プロセスを重視してもらいたいなあ。
彼女の話を聞いて、そんな事を感じた私でした。
そして、自分でその事に気づいた彼女は
素敵だなあと、つくづくかんじたランチタイムでした。
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