昨日、長野市へ赴き、映画鑑賞をした。
映画は「加藤和彦さんの半生を関わった人や貴重な映像を交えたサブドキュメント」
である「トノバン」である。
彼の作った作品(曲)の数々が散りばめられている。
私は、全くの同時代人間ではないが、70年代のフォーク時代を聞いて育った。
今でも、歌い継がれている「あの素晴らし愛をもう一度」が最後のシーンで
当時の関わったミュージシャンやこれからの新世代のミュージシャンが歌う。
なぜか、涙がこぼれてしまった。
この歌は、本当の幸せのあり方を模索した歌であると思った。
一流には一流が集まってくるのだと思った。
本当の一流とはどこかで孤独だったのかもしれない。
今は泣き大物ミュージシャンたち。
一流とはこうなんだなぁと思わされた。
彼の貫いた「同じものは作らない」
私も、昔から「人と同じではない、固有の存在」にこだわっていたので共感した。
ただ、彼と違うのは、私は凡人であり平民以下の生活で暮らしている点であろう。
恥ずかしながら、かつての経済界の重鎮であった土光敏夫のようでありたいと思っている点であろう。
私はいずれそのような人物になると確信している。(大袈裟だろうか?笑ってください!!)