東日本大震災の日
私はアメリカに住んでいて
TVニュースで被害の甚大さを知りました
両親とも弟ともすぐには連絡が付かず…
母国が大変なことになってるのに
そこへ駆けつけることも出来ず…
海外にいらした日本人のみなさんは
私と同じように
やるせない思いをされていたことと思います
今日は
慰霊の黙祷を捧げたあと
民謡番組で日本人の魂の唄を聴いていたら
涙が出てきました
2012年に帰国してからずっと
福島第一原発事故の被害者さんたちとも
寄り添う機会をいただきながら
年月が経つほどに
みなさんの不安が増していくのを感じています
事故処理の済まないままの12年
ふるさとやご自宅や
健康を失った方々は
あれからずっと苦しみ続けているのです
2017年の今ごろ
知人のボランティアグループに参加して
廃止直前の仮設住宅を訪問しました
こころの内をお話しくださいながら
涙を流していたみなさんが
ご自宅や新居に移られてから
達者に過ごされてきただろうかと
気にかかります
都内へ戻るバスのなか
グループの代表からアナウンスがありました
「帰宅後にすぐシャワーを浴びて
衣類は洗濯してください」
帰宅後の数日間
私には頭痛がありました
事故処理の済まないまま
それが
この先まだ何年も続くのでしょうか…