ネイティブアメリカンは
1月の満月を
スノームーンと呼びます
昨日に続き下町方面へと出掛けました
昼ではなく夜に
集合場所は山谷(さんや)
通称ドヤ街です
日雇い労働者の方々が
簡易宿泊所や路上で生活されています
そこでは毎月2回 夜8時ごろから
キリスト教会の方々による支援活動があり
私が最初に参加したのは2019年の今時分
とても冷える夜でした
3度ほど参加したあとは
パンデミックの影響や都合が付かずで
しばらくご無沙汰だったのですが再び参加です
オーガナイズしてくださる教会の青年たちと
各地から集まったボランティアで
支援する人手は10名ほど
今晩も冷えたので
支援を受ける方々があまり集まらずでしたが
おにぎりをいくつかずつと
石鹸やタオルや衣類など
みなさんの必要なものをお渡し出来ました
おにぎりも物資も好意のドネーションです
私も父の古着を何点か
そして靴下を買い足して持参しました
見覚えのあるおっちゃんたちもいれば
パンデミックの影響でしょうか
中年の女性や外国人の方もいました
私の役目は
品物を受け取っていただくことと
なによりコミュニケーション!だと思っていますので
みなさんが話しやすいな~と感じて
「おねーちゃん!○○欲しいんだけどある?」
とか言って
いっぱい話しかけてくださるとうれしいのです!
薄着のおっちゃんに
「あったかそうな服をもらったら?」
と話しかけたら
「この作業服は25年着ててボロボロだけど
俺はこれでいいんだよ!」 って言ってました
家を追い出されてホームレスになったとき
物は要らない!って思ったんだそうです
その日暮らせる食べ物があればいい
「だからおにぎりはもらったよ!」 って
…でも80歳になるとおっしゃるから
もう少し温かくして欲しいなと思ったのですが
もうすぐ春になるから心配ないそうですよッ
みなさんが洋服選びでわちゃわちゃしていたら
そのどさくさで
ある方がもらったものを入れておいた袋が
まるごと消えてしまって…
誰の仕業か判明したらしいのですが
喧嘩にはならずに済みました
発達障がいの方も多いようで
そういうことも起きがちだとのことです
でも
おっちゃんたちは
私たちよりもずっと
思慮深いコミュニティーを持っている気がします
おっちゃんたちを
「おやすみなさ~い」 と見送ったあとは
路地でボランティアの反省会があります
トラブルはなかったか
余った物資・足らなかった物資
リクエストのあったもの
などなどを報告し合います
歯ブラシ&歯磨き粉のリクエストがありました
以前はホテルのアメニティの
ドネーションがずいぶんたくさんあったそうですが
旅行に行く人が激減の今はなかなか手に入らない…
こんなところにもご時世が反映されています
反省会も大事な情報源ですね!
教会からねぎらいの差し入れがありました~
ありがとうございました!
私はキリスト教の教えを
あまり理解出来ていませんけれど
日本でもアメリカでも(たぶん世界中で)
ホームレス支援の中心はキリスト教会なので
それについては大いに関わりたいと思っています
今宵も
月のおばあちゃんに見守られ
みなさんが
温かく安全でありますように!