10代からファンだった
プロレスとジャパン・アクション・クラブ(JAC)
好き過ぎて
どちらも仕事で関わらせていただき
好きだからこそ
離れようと思うときもありました
2年前の再会から連絡を取り合う
元JACメンバーの卯木浩二さんから
舞台出演のごあんないをいただくと…
『リング・リング・リング』
つかこうへい氏作の女子プロレスストーリーで
水色革命 という劇団の舞台です
なんと!
卯木さんの共演者に乱丸が~!!
私のアメリカ在住中
雑誌記者として乱丸のアメリカ巡業に同行し
楽しいときを過ごした思い出がありますが
15年ほどご無沙汰をしていました
こりゃもちろん!観に行かねば!
東京都のウイルス感染者が千人近くになり
イベントを提供する側も
足を運ぶ側も
命懸けという雰囲気がありました
劇場入口には手洗いする仮設の水道があって
マスクも劇場から提供され
隣の席とはプラスチックで仕切られています
たくさんの決まりごとに留意しながら観劇です
そんな注意事項をみなさんに伝える前説さん
乱丸だ~!!
今回は直接会えるチャンスは無しですが
元気なナマ乱丸が見られてうれしいぞ~
さて 『リング・リング・リング』 は
かつて長与千種さん主演で上演された
つかこうへい氏作/演出の舞台でしたが
今回は長与さん自身が水色革命に託して
再演が実現したそうです
つか芝居をご存知でしょうか?
ものすごく独特で特別なのです!
実際の稽古を拝見したこともありますが
台詞をその場で作って口で伝える
”口だて” という演出方法だったんですよ~
長与千種さんがつか芝居に
飛び入りの形で初参加した瞬間
私も客席にいました
つか芝居に幾度も通って拝見してきた私には
懐かしくもある今回の舞台
つかさんを知らない世代の若者たちが
どう演じるかにも関心がありました
この中でつか芝居の唯一の経験者・卯木さんは
楽しそうに活き活きと演じられ輝いていました
そんな先輩にアドバイスを受けながらの
稽古の日々だったのでしょう
若者たちも情熱的に演じられていました
つか芝居のもうひとつの特徴は
パワハラ!セクハラ!モラハラ!の連続
目をそらしたくなるような
耳を覆いたくなるような
ひどい場面であるはずなのに
なぜか胸を動かされ目頭が熱くなります
きっとそれは
登場人物のひとりひとりが
ものすごくピュアであるからじゃないかな~
こころの内を
隠したり装ったりしていないからじゃないかな~
そこは
日本人にはなかなかないところ
外国人のつかさんが
「日本人よさらけ出せ!」 と伝えていたのではと
今になってそう感じます
「パッション!」
つかさんは口癖のようにおっしゃっていました
つか芝居は
パッションそのものでした
令和時代の 『リング・リング・リング』 からも
パッションが伝わってきました!
素晴らしい舞台だった!!
そして信じられない…
卯木さんと乱丸が並んでる(笑)
プロレスとJACでいただいたご縁は
永遠に続きそうです
そのご縁を見つけてくれた10代の自分へ
「でかしたぞ」(笑)
今回の舞台を通して
私のパッションの火を焚きつけてくれた
水色革命のみなさん
ありがとうございました!!
安全な観劇のためにご尽力された
劇場&劇団スタッフのみなさま
大変ご苦労さまでした!!
観劇と食事でご一緒してくれた
友人たちにも感謝!!
いつノーマルに戻れるのかわかりませんが
自分のこころの向かう先だけは
変えないようにしていかれたらと思います
パッションは自分自身のエネルギー源!
みなさんも
パッションを燃やして燃やして
前進してゆきましょう!!