COVID-19 刑務所事情 in USA (追記あり) | 【H♡ART】~Healing ART~

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 ネイティブアメリカンの
   生き方にまなぶ
   日本人のこころ

昨日はナバホ族の感染者についてお伝えしましたが


今日のニュースでは


ネイティブアメリカンのチェロキー族の感染者


55歳男性の死亡が報じられました


お若いのに…持病でもあったのでしょうか…


ご家族ご友人の深い悲しみをお察しします



フロリダ州の刑務所で


立証されない殺人罪で40年以上も囚われている


ネイティブアメリカン活動家のレオナルド・ペルティエさん


彼のメッセージが


支援団体から昨日発信されました



彼のいる刑務所では


ウイルス感染の懸念から


「30日間あるいはそれ以上の期間の厳重監禁」 が


施行されているのだそうです



囚人同士の争いなどが起きた際に戒めとして行われる


「厳重監禁」 ですが

 

 

施設内での行動や交流が厳しく制限されます



連帯責任的にすべての囚人に課されるので


通常は不平不満の種なのですが


今回ばかりは


ウイルスから身を守るために必要だ!


と皆が同意しているとか



外部からの面会は出来ません


その分通常時より


電話の通話時間は多くもらえるそうです


手紙のやりとりについては確認できていないとのこと



今のところ


刑務所内での感染はないようなので


夕方には庭へ出ることも許されているとか



「このウイルスは人種差別をしないので


 どんな人にも感染のリスクがあります


 みなさん気を付けてください」


「できる限りネイティブの人々に気を配ってあげてください


 歴史的にもこのようなはやり病が起きたとき


 我々ネイティブが助けを受けられるのは


 最後の最後なのだから」



レオナルドさんは


ご自身の小さなお孫さんたちを心配しています



レオナルドさんも75歳


体調もよくありません


どうかどうか


お体に気を付けて!!


そして早く


お元気にふるさとの地へと戻れますように!!



別の情報ですが


ネイティブアメリカンの運営するカジノのうち


今回最初に自主的にクローズすることを決めたのは


ミシガン州にあるカジノです


その館内レストランに蓄えのあった食材は


周囲のコミュニティーに配られたそうです



ネイティブアメリカンの教えは


こういうときに益々活きるのだと感じます



(追記)


オハイオ州の監獄(裁判判決までの拘留など)では


重い持病があったり高齢であったりする者たち


数百名を釈放にしたそうです



なかでも重い罪を犯した者は


ハウスアレスト(自宅軟禁)となるようですが


また違った意味で街は不安になりますね…

 

 

COVID-19感染者の多い国イランの刑務所では


3月初めに


7万人の囚人が釈放されたとのこと!



異例の事案が増える世の中になって


生き方を


いろいろと考えるきっかけになっていますね