Murphy's Blog -43ページ目

エイリアン 怖いのは・・・

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
エイリアン(THX版)

先日シリーズ4作目をテレビでやっていましたね。キャメロンファンとしてはエイリアン2もいいのですが、完成度という点では1作目がやはり頭一つぬけでています。


遠い宇宙の静寂を感じさせるオープニング。そして静寂の中に何か起きそうな予感をはらむ不気味さをうまく表現したジェリー・ゴールドスミスの音楽が秀逸です。


はじめてみたのは公開時ではなく後のテレビ放送でしたが、まさしく衝撃的ということばがぴったりでした。


まずはその設定に驚嘆し、じわじわと締め付けるような演出と最後の脱出のスリル、そして最後の対決に酔ったといってもいいくらいでした。


まあよくもこんな設定を思いついたものです。そしてそれを映像世界としてしっかりと描いた監督もすごいです。リドリー・スコット、一度で名前が頭に刻まれましたね。


まったく理解不能といえるエイリアンも怖いですが、それ以上に怖いのが、、、という展開も風刺が効いています。


1作目の衝撃があったからこそ4作も作られたんでしょうが、私としては2まででいいです^^;

いずれ2についても書いてみようかと。

AQUOS ハイビジョン トリノ

なんだか3題話かメーカーの売り文句みたいですが(笑)


うちのは32インチで1366x768画素ですから、いまはやりのフルハイビジョンではないのですが。

やはりハイビジョン画質のよさを、最近実感するようになってきました。


さいわい地上デジタルも良好に受信できますし、ハイビジョン放送の番組も結構ふえています。「この番組ハイビジョンの必要あるのか?」なんて思うこともないではないのはおいといて。


慣れとはやはりこわいもので、いまさらアナログ放送を見ようとはことさら思わないません。

残念ながら現状ハイビジョン録画はできないので、録画して見るときはアナログ画質で我慢していますが。。。


おりしもトリノオリンピック真っ最中。もちろんハイビジョンで放送されてます。

ここしばらくはそうでもないかも知れませんが、何年か前は、オリンピックのたびに撮影技術も進化していくように感じられていました。特に屋外の競技で、移動撮影の映像はその進化が著しいものがあったように思います。それが見る楽しみの一つでもありました。


私の冬季オリンピックでのお気に入りの競技はスキー大回転。あの疾走感がたまりません。

スタート地点での俯瞰や、滑降中の移動撮影など、臨場感やスピード感を感じさせる映像がなんともいえないのですが、ハイビジョン画質だとどれくらい迫力なのかが楽しみなところです。



スリーピー・ホロウ  オカルト・ミステリー?

ポニーキャニオン
スリーピー・ホロウ<DTS EDITION>

ティム・バートン、ジョニー・デップコンビということで。


妻もジョニー・デップのファン。
なのですが。妻はというと「最低」だそうです。途中で観るのをやめちゃいました。


ミステリー好き・バートン好きの私としてはなかなかどうして楽しませてもらいました。


ミステリーとしてみると、「そんなのありか!?」とクレームが付きそうですが、そこはバートンですし。「それもありかぁ」てな感じです。でも原作があるから、筋立ては原作がそうなってるんでしょうね。一応最後はぴったりとピースがまとまって解決してますし。


この映画では、やはりクリストファー・ウォーケンが「おいしい役」なのでしょうね。


ミステリー好きで、オカルトものもOK、という方はまあまあ楽しめるんじゃないでしょうか。
ティム・バートンファンは言うまでもありませんね:-)


チャーリーとチョコレート工場 お味はいかが?

ワーナー・ホーム・ビデオ
チャーリーとチョコレート工場

久しぶりに家族で映画DVD鑑賞。わかりやすいファンタジーですが、はらはらさせるところは、小さいこどもにはやや刺激がつよいところもあったようです。


みどころはやはり、テーマパークのように展開する工場見学でしょう。そしてそこかしこにまぶされた毒気。チョコレートに苦味があるように、といったところでしょうか。


みようによっては、こどもはよくもわるくも大人の背中をみているよ、ともとれます。そういう意味では勝手なおとなたちへの風刺にもなっています。


ウォンカ氏のこどものころのエピソードは原作にはないらしいですが、これがこの作品に深みをあたえることに成功しているように思います。


笑いあり、毒気あり、そしてさいごにはほろっとさせる。バートンものでさいごにほろっと来たのははじめてかも。ほかのもまた観なおしてみようかな。

シザーハンズなんかずいぶん前にみたっきりだから、あらたな発見もあるかも。


今日はちょっと趣向を変えて 感動したショートストーリーの紹介


野口 嘉則
幸せ成功力を日増しに高めるEQノート

あるメルマガの記事で知り、とあるショートストーリーを読みました。

読んだ人の9割が涙した話!」

というのはだてではないと思います。かくいう私もつい涙ぐんでしまいました。

ショートストーリーはこちら

わたしも勇気をだして行動する必要があるようです。

ほんとに、ハンカチを用意して、一人になれるとき・ところで読んだ方がいいですよ!


このブログを書かれている野口さんは本も出されたようです。私も買ってみようかな。


ミッション・インポッシブル

CICビクター・ビデオ
ミッション:インポッシブル

もうそろそろパート3の声が聞こえているミッション・インポッシブル。


ブライアン・デ・パルマ監督作品。非常に楽しめます。


おなじみのテーマと共に、新たな時代のスパイ大作戦。フェルプス君は管理職となり、チームリーダーはイーサン(トム・クルーズ)。


ハイテクを駆使してミッションに挑むも、イーサン以外のメンバーは全滅。寝返りのぬれぎぬまで着せられて追われる身となり・・・ やがて真の陰謀が徐々に姿をあらわしてきます。


さて、別な視点で観ると、この映画、イーサンの悲恋ものがたりとも見れますね。オープニングからして、トムはエマニュエル・ベアールに特別な感情を持っていることが暗示されています。


しかし、彼女はボスの妻。許されざる恋な訳です。そしてそれが破れたとき、彼の怒りが爆発し、最後のクライマックスに突入して行きます。このTGVのシーケンスの迫力は結構すごい。サラウンドが活きます。


特典としてついてくる予告編を観ると、トムとエマニュエルの結構激しいキスシーンが一瞬みられます。本編にはありません。カットされた理由は推測でしかありませんが、やはり純愛であったことを強調したかったのでしょうか。

「汝隣人の妻を欲することなかれ。」ジョン・ボイトのせりふもこのシーンがあるのとないのとではニュアンスが違ってくる気がします。


いずれにしても、さすがデパルマ。最後までサスペンスフルにみせます。


正直言って、ジョン・ウーはちょっと私の好みではないので「2」はまあいいや。「3」はどうかな。



スクールオブロック ロックロックロック!

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション

主演のジャック・ブラックは、「キングコング」に映画監督役で出ているあのおじさんです。


さて、この「スクールオブロック」。自分もアマチュアバンドに入っていることもあってととても楽しめた映画です。別にバンドをやっていなくても楽しめると思いますが^^)


まずはジャック・ブラックがはまり役。この映画ではじめて知りましたが、結構ファンが多いみたいですね。


主人公デューイは、自分で作ったバンドから追い出され、アパートの家賃も同居している友人夫婦にかりっぱなし。それでもロック魂だけはいつもなくしていない。

それでもいよいよお金が必要になり、たまたま同居人あてにかかってきた電話に出たことで、その友人になりすましてとある小学校の代用教員としてお金を稼ごうとする。


ある意味お約束な展開といえばそれまで。結局、授業そっちのけで子供たちをバンドに仕立て上げ、バンド大会で優勝して賞金を稼ごうとするうちに・・・ってわけですね。


笑いあり、ほろりとさせるところあり、そして観た後に元気をもらえる作品です。おいらも次のライブガンバっちゃおー、てな感じです。


映画には楽曲の使用を許可したことがないというレッド・ツェッペリンが、これにはOKをしたというあたりにも、この映画のストレートなよさが感じられます。DVDには、レッド・ツェッペリンへの「お願い映像」がついています。短いですがなかなかこれもいいですね。


演奏も歌も、こどもたち含め吹き替えなしというところもいいです。音楽は万国共通だなあなんてありきたりなことをつい思っちゃったりして。


Let's Rock!


アビス<完全版> 深海の「未知との遭遇」

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
アビス<完全版> プレミアム・エディション

キャメロンつながりということで。


原子力潜水艦がなぞの事故でしずむ。たまたま近くで作業をしていた主人公(エド・ハリス)たちの海底基地がその潜水艦の救助目的で協力させられる。主人公のわかれた妻や海軍まで乗り込んできて、事態は思わぬ方向へ進んでいく。エド・ハリスいいですね。


キャメロン監督の海洋趣味とSF的設定が融合した深海映画の傑作といってよいでしょう。「タイタニック」を観るまではキャメロンはSF映画作家だなあと思っていましたが、これもまさしくSF。


完全版を観ると、オリジナル公開時には、結構だいじな部分がカットされています。後になって完全版が公開されました。「そういうことだったのね」となっとくした記憶があります。


さてこの「アビス」、プレミアム・エディション以外も入手できますが、これを選んだのは、メイキングとしておさめられている「アンダー・プレッシャー」がドキュメントとしてもとてもよいできなのです。


苦労してこの映画をつくりあげていくスタッフ・キャストたちは、まるでなにかの修行でもしているかのようです。またその気のとおくなるような努力がこの映画の魅力となってあらわれているのでしょう。

当時水中撮影のすごさなども話題になっていましたが、これをみるとそれもなっとくです。


内容的に「未知との遭遇」的なところもありますが、メイキングをみると、映画制作の過程こそが「未知との遭遇」だった、といったところでしょうかね。


タイタニック

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
タイタニック アルティメット・エディション

ようやく半分まで観た。


今日、ライブドアの堀江社長が逮捕された。最近は何かにつけ勝ち組・負け組みという言葉が使われる(個人的にはあまり好まないのだが)。これでいけば明らかに勝ち組とされていた人物であろう。

なんにせよ、違法なところにまで踏み込んでしまっていたのであればこれは致し方あるまい。


話がそれたが、タイタニックを観ていて、この最近の2極化ということが頭に浮かんでいた。タイタニックにはまさに社会の両極に位置するような人々が乗り合わせていた。監督の描き方もそういったところを意識しているようである。当時は明らかに身分階層が存在していた。今は必ずしもそうでないようにみえるが、盛んに2極化ということがいわれている。


階層が違えど、同じ船に乗り合わせている。その土台に何かあったら、多少の差はあれ、運命を同じくしてしまう可能性があるのだ。今の日本の状況とみることもできるし、世界の状況とみることもできるだろう。


この映画では、生き残ったローズの、その後の人生を生き抜いてきたことの中心が何であったのか、ということがテーマであると思う。それをおもうとき、この映画のラストシーンはとてもすばらしいと思う。


しかし今の社会や世界を考えたとき、われわれは希望をつぎの世代へ残していくことは可能なのか、と思ってしまう。もちろん、そう努力すべきなのはいうまでもない、というのはあたまではわかっているつもりなのだが。


タイタニックに乗っていたさまざまなひとたちがさまざまな行動をとる。われわれのとるべき道は、みえていのるだろうか。いざというとき、とるべき行動をとれるだろうか。


24 ‐ Twenty Four 眠れません!

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
24 -TWENTY FOUR- vol.1
いまさら、といわれそうですが、24。

たまたま去年の終わりころにBSフジで放映されているのをみつけて、観てみたのが運のつき。なんて大げさですが、見事にはまっちゃいました。金曜日の夜の11時から、2話連続で放映されていたので土曜が寝不足気味になってました(笑)。

シーズンIIをやっていて、途中から観始めたにも関わらず、なんなんだこの緊張感は、ということで目が離せなくなってしまいました。


ほとんど先が読めない、しかしちゃんといろんな伏線が張り巡らされながら転がっていく物語。


スケールも大きく、ストーリーが緻密に組み立てられていて、背景自体はシーズンを越えてきちんと構成されているようです。そういう意味で脚本がすごいと思います。


年始年末に、シーズンIが集中的に放映されました。夜中の放映も結構あったのでとりあえず全部録画。

ようやっと昨日見終わりました。こちらもまさしく不眠不休になっちゃいそうな勢い。さすがです。


いやーびっくり、衝撃の結末。これまたいまさらながらでしょうが、24っていくつかの家族の戦いの物語だったんですね。


シーズンIIの前半を観ていないので、レンタルしてくるしかありませんな。


またこの金曜日からシーズンIIIも始まります。ますます目が離せません。とりあえず録画録画。。。