こんにちは！
30年間で1万件の相談を受けてわかった真実
「親からの刷り込みを消去して
“しあわせ脳”になる」
マインドコーチ浜川明子です。
私はもともと
物忘れが多い人間ですが
年齢と共に
記憶力がさらに落ちていて
先日も娘と、昔、駅の近くに
ミスタードーナツと
レンタルビデオのお店があって
ビデオを貸し借りするたびに
ドーナツ屋さんに行くのが
楽しみだった
という話になったんですが
私はそれを覚えていないのです(><)
「ええっ覚えてないの？！
よく行ってたのに」
と、娘はびっくりしていましたが、
私はいくら思い出そうとしても
「あった気もするけど…」
と、はっきり思い出せません
記憶についての研究によると、
人の記憶は
感情がセットになると
記憶として定着しやすい
ということを
ご存知でしたでしょうか？
例えば
あなたは
1年前の今日、どこにいたか
すぐに思い出せますか？
おそらく急に言われても
無理だと思います。
では、
3.11の東日本大震災が起きた時
どちらにいたか
覚えていらっしゃいますか？
おそらく、
「あの日は○○にいて
ちょうどその時は××していた‥‥」
と、かなり詳細に
記憶している方も
少なくないのではないでしょうか。
これが感情とセットになる記憶です。
今までにない揺れを経験して
ショッキングだったので
その時自分がどこにいて
何をしていたか
記憶しているわけですね。
そして、それほど
インパクトが強くない経験も
感情が伴って
何度もくり返されると
それは記憶として定着していきます。
例えば私は
子どもの頃お風呂の中で
父がよく話してくれた
面白い昔話をよく覚えています。
すごくインパクトがあった
というわけではなくても
楽しくて幸せな
ポジティブな気持ちになっていて
それが何回も繰り返されたので
記憶として定着したんだと思います。
このように記憶は
感情の強度と回数に
比例しています。
おそらく、
今のコロナウイルスの状況も
人によって受け止め方は
それぞれ違うと思いますが
心の専門家は
コロナウイルスの
爆発的な感染によって
今後世界中で
鬱など精神的に落ち込んでいく人が
増えるのではないかと
予測しています。
毎日のようにくり返し
テレビなどで
不安になるニュースを耳にして
ショッキングな場面を
見続けるのですから、
回数と強度の法則から言えば
かなり人々の脳に
インパクトを与えるはずです。
(大変なことになってしまった)
(欧米のように
日本もさらに死者が増えてきたら
どうしよう)
(この先の仕事
生活は大丈夫だろうか)
などと、次々に
心配ごとが沸き出てきます。
もちろん
ニュースなどで
正しい情報を知り
対処していくことは必要ですが
もともと人の脳は
不安なことに対しては
とても敏感に反応するように
できています。
テレビや週刊誌などは
不安をあおる報道の方が
人の興味や関心を引くことが
わかっていますので
良いニュースよりは
不安を抱かせるニュースを
よりたくさん流すわけです。
そして、不安になると
脳はうまく
働かなくなります。
↓
脳がうまく働かないので
さらに不安が増す
↓
不安が増すから
ますます脳がうまく働かない・・・
という、負の連鎖に
ハマってしまいます。
それが結果として
うつや不安神経症のような状態に
つながっていきます。
自分や家族の精神状態を
守るための対処法は
必要以上にテレビなどで
“暗いニュースばかり
見続けることはやめる”
ことです。
コロナウイルスについては
まだまだ先行きが不透明で
今後についても
楽観できるような状態では
ありませんが、
いたずらに
不安をあおるだけの情報に
踊らされてしまと
ついトイレットペーパーなどの
買い占めに走ってしまうような
事態になりがちです。
悪いニュースは
ほどほどにした方が良いですね。
それでは今日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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