アカウント回復用電話番号やアカウント回復用メールアドレスは、Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合にパスワードリセット用コードを受信するために追加(登録ではない)して置くもののことである。

 

 Microsoftアカウントを作成した場合は、必ずパスワードを設定している。

 Microsoftアカウント=メールアドレスであり、このメールアドレスが登録されたメールアドレスといえる。

 

 Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合は、これをリセットして再設定する必要があるが、このためにはリセットコードが必要になりリセットコードは必ずメールで受信しなければならない。

 

 Microsoftアカウントのパスワードを忘れると、Microsoftアカウント=メールアドレスなので、登録されているメールアドレスではリセットコードを受信することができない。

 このため、SMSを受信できる電話番号やパスワードが異なるメールアドレスを追加して置く必要がある。

 

 SMSを受信できる電話番号やパスワードが異なるメールアドレスの追加は、Microsoftアカウントのサイトで行いう(https://account.microsoft.com/)。

 上のURLを選択し、「あなたの情報」⇒「アカウント情報の編集」の順に選択して以下は画面の表示に従い、SMSを受信できる電話番号やパスワードが異なるメールアドレスの追加を行う。

 

 下図は、Microsoftアカウント=登録されているメールアドレスと、追加したSMSを受信できる電話番号がある場合の例

 

 PINの入力を間違えた場合、3回までは元のPIN入力の画面に戻る。

 4回目で「チャレンジフレーズ」の入力を促す画面になる。

 「A1B2C3」を入力するともう1度PINコードを入力することができる。

 ここでPINの入力に失敗すると、デバイスの再起動が促される。

 再起動後も、同じようにPIN入力に失敗すると、今度は4回目のチャレンジフレーズの表示画面の前に「PINは30秒無効になります。」と表示される。

 それ以後の再起動では「1分」となり、その後は「5分」「10分」「30分」と増えて行く。

 最終的な待ち時間は「2時間」が設定されている。

 

 短時間に失敗を繰り返すと、セキュリティ機能によって次のメッセージが表示され、一時的に無効にされる場合もある。

 「このサインイン オプションは、サインイン試行の失敗またはシャットダウンの繰り返しが原因で、無効になっています。別のサインインオプションを使用するか、2時間以上デバイスの電源を入れた状態にしてからもう一度実行してください。」

 

 PINを忘れてチャレンジフレーズの表示までPIN入力を試したら、別のサインインオプションを試すことである。

 サインインオプションの鍵のマークはパスワードである。

 鍵のマークをクリックすると、パスワード入力の画面に切り替わる。

 

 「暗証番号(PIN)をセットアップする」が表示される場合がある。

 これが表示された場合は、クリックするとサインインせずに、PINを再設定することができる。

 

 アカウントのパスワードも忘れた場合は、別のアカウントを利用する方法がある。

 ただし、サインインの画面左下に複数のアカウントが表示される場合に限る。

 

 パスワード(PIN)を忘れた場合に備えて、サインインのパスワードと異なるパスワードのメールアドレスを追加して置くことが推奨である。

 これが追加してあれば、リセット用のコードを受信することができる。

 ブラウザでYahoo!地図を使用した時、下図の表示が出ることがある。

 

1.Microsoft EdgeでYahoo!地図を使用した時、上図の表示が出た場合の解決手順

 ➀.右上にある三点リーダー(…)⇒設定の順に選択。

 ②.設定の左側ペインで「システムとパフォーマンス」を選択。

 ③.右側で「グラフィックアクセラレータ」を選択。

 ④.右側の「使用可能な場合はグラフィックスアクセラレータを使用する」をオフ

  にしてから、ブラウザを再起動(一旦閉じて再度開く)。

 

2.「1.」の手順で解決しない場合

 ➀.ブラウザで「Yahoo地図が表示されない」をキーワードにして検索。

 ②.「地図が表示されない - Yahoo!JAPANヘルプセンター」を選択。

 ③.「Yahoo!マップヘルプ」を参照。

 

 手順

1.「すべてのアプリ」にある「Windowsツール」を選択。

2.表示されたエクスプローラーのアドレスバーの何もない部分を選択。

3.C:¥の順にキーを押した後、Enterキーを押す。

 これでリボンが表示されるが毎回この操作が必要なので、「Windowsツール」をタスクバーにピン留めして置くとよい。

登録の方法を学ぶ

 

 Windows10は、2025年11月14日(Microsoft本社現地の日付)で従来のサポートが終了した。

 しかし、Microsoftアカウントでサインインして「Windows10拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)に登録」することにより2026年11月16日まで無料サポートが延長された。

 

1.拡張セキュリティ更新プログラムに登録する前の準備(任意)

 「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにするかしないかは任意。 

 ➀.「設定」の「更新とセキュリティ」を開く。

 ②.「更新プログラムのチェック」のボタンを選択。

 ③.滞っていた更新プログラムがある場合はこれを完了させる。

 ④.「今すぐインストール」のボタンが表示された場合はこれを選択。

 ⑤.更新プログラムのインストールを続行。

 ⑥.「今すぐ再起動」のボタンが表示された場合はこれを選択。

 ⑦.再起動後に「構成」が行われる場合はこれの完了を待つ。

 ※.従来の滞っていたWindows Updateが完了したら、「拡張セキュリティ更新プロ

  グラムを有効にする」の設定を行う。

 

2.「拡張セキュリティ更新プログラムを有効にする」(無料)の設定

 「設定」の「更新とセキュリティ」を開くと「お使いのデバイスはセキュリティ更新

プログラムを受け取らなくなりました。」とあっても、「拡張セキュリティ更新プログラムを有効にする」があるのでこれの設定を行う。

 ➀.「拡張セキュリティ更新プログラムを有効にする」の左下にある「今すぐ登録」

  の文字を選択。

 ②.右下の「次へ」のボタンを選択。

 ③.「ユーザーを確認しています」で表示(「PIN」など)に従い実行。

 ④.右下の「デバイスに追加」のボタンを選択。

 ⑤.右下の「完了」のボタンを選択。

 ※.下方に「~登録されています。」と表示される。

 ⑥.「更新プログラムのチェック」のボタンを選択し、滞っているWindows Update

  を完了させる。

 ⑦.数回チェック後に「更新プログラムのチェック」のボタンだけが表示されるよ

  うになれば完了。

 ⑧.「設定」の画面を閉じる。

 

3.「アクティブ時間を変更する」についての留意事項

 ①.「オン」にしている場合は、表示されている時間内にPCが自動的に再起動する

  ことはない。

 ②.「アクティブ時間を変更する」の設定時間外にはPCが自動的に再起動すること

  がある。

 ③.PCが自動的に再起動することがある場合に備えて、Office製品は「自動保存」

  を設定して置く。

 ④.Microsoft Wordの自動保存の設定は、ファイル⇒オプション⇒自動保存の順

  に選択。

 ⑤.下図のようにチェックオンにする(任意)。

 ※.」Microsoft Excelも同様である。

 

 

 Windows11でOutlookメールの添付ファイルを取り込むには

1.添付ファイルを右クリックして「ダウンロード」を選択。

2.「ダウンロード」の画面が表示されるので、「名前を付けて保存」を選択。

※.「保存」を選択すれば「ダウンロード」のフォルダーに保存されるが、エクスプローラーにある「ダウンロード」のフォルダーにはない場合がある。

※.「開く」を選択した場合は、開いたファイルの「ファイル」のタブ⇒「編集を有効にする」の順に選択すれば「名前を付けて保存」を選択することができる。

3.名前はそのままでもよいので、任意の保存場所を指定して「保存」のボタンを選択。

※.取り敢えずは解り易い「デスクトップ」を指定し、ファイル名の書き替えや保存場所の変更は後から行えばよい。

 

 

 手順

1.任意のブラウザで「ヤフーIDの削除」と入力して検索。

2.「Yahoo!JAPANA IDの削除方法」を選択。

3.表示されたページの内容を確認しながらスクロール。

4.「IDの削除ページへ」のボタンが現れるので選択。

5.削除しようとしているYahoo!JAPANA IDのパスワード又はPINを入力。

6.表示されたページの内容を確認しながらスクロール。

7.「削除するYahoo!JAPANA ID」が現れるので、「削除」のボタンを選択。

8.再度現れた「削除」のボタンを選択。

Windows 10 のPC を引き続き使用し、マルウェアやサイバーセキュリティ攻撃のリスクを軽減するには、オプションの ESU (Windows 10用の拡張セキュリティ Updates)プログラム登録を使用することができる。

 2026 年 10 月 13 日までは、いつでも ESU に登録することができる。

 

  ESU に登録するには、デバイスが次の要件を満たしていることが必要である。

 ・ Windows 10 Home、Professional、Pro Education、Workstation のいずれか

 のエディションを実行している。

 ・バージョン 22H2である。

 ・最新の更新プログラムが インストールされている。 

 ・サインインには Microsoft アカウントを使用している。

 ※. ESU ライセンスは Microsoft アカウントに関連付けられているためである。

 

 ESU を登録するには

 設定⇒更新とセキュリティの順に選択し、Windows Updateへ移動。

 前提条件を満たしているデバイスには、ESU に登録するためのリンクが表示される。

 「今すぐ登録」を選択すると、ESU 登録が開始される。

 PC の設定を既にバックアップしている場合は、デバイスを登録するように求めるメッセージが表示される。

 設定をバックアップしていない場合は、設定のバックアップを開始するかリワードを利用するか1 回限りの購入を行って ESU に登録するかを選択できる。

 ESU に登録すると、最大 10 台のデバイスで既存の ESU ライセンスを使用できる。

 

 

 [最近のアクティビティ] ページとは - Microsoft サポート

 

 Microsoftアカウントのサインイン履歴を確認する方法

 Microsoftアカウントの「最近のアクティビティ」画面ではサインインの成功や失敗の履歴を確認でき、これにより誰かが不正にログインを試みた場合の情報も得られる。

 

 サインイン履歴は、次のURLから確認できる。

 https://account.live.com/activity

 

 サインイン履歴の見方

 サインイン履歴のページを開くと「最近のアクティビティ」という見出しの下に履歴が表示され、サインインしようとした試みの履歴が表示される。

 失敗系表示 履歴には「成功」だけでなく「失敗」も表示される。

 知らない履歴が表示されていても「サインインの失敗」と記載されていれば、アカウントは侵害されいない。

 「サインインの失敗」を選択すると詳細が表示され失敗の理由が確認できる場合がある。

  成功したサインインは「正常にサインインしました」と表示される。

 自動同期の表示もあり、詳細を確認すると失敗している場合もあるため注意が必要である。

 また、「見覚えありませんか?」のリンクを選択すると、サインインが失敗した場合の案内が表示される。

 古い履歴は、履歴の一番下にある「アカウント活動を詳しく確認」ボタンから展開できる。

 これを選択すると更に古い履歴が表示される。

 Microsoftの公式サポートページには、最近のアクティビティやアカウントのセキュリティに関する情報が掲載されている。

 これらの情報を参考にしてアカウントの安全を確保することができる。

 

 Windows 11で「Task Host Window」によりシャットダウンや再起動ができない場合

1.シャットダウンや再起動を邪魔するアプリ名をメモする。

2.「キャンセル」を選択。

3.スタートボタンを右クリックして、「タスクマネージャー」を選択。

4.「スタートアップのタブ(Win11は「スタートアップアプリ」)」を選択。

5.メモして置いたアプリを探して「無効」を選択。

6.開いている画面を閉じ、シャットダウン又は再起動を行う。

又は

1.「強制的にシャットダウン」を選択。

2.「シャットダウンや再起動を邪魔するアプリ名をメモ

3.「キャンセル」を選択し、起動しているアプリをすべて閉じる。

4.シャットダウン又は再起動を行う。