こんにちわ
いつも見て下さる皆さんも、
たまたま見たよの皆さんも、
本当にありがとうございます
以前から気になっていた
2017年公開の映画『メッセージ』
を観ました。
以下はネタバレを含みますので
ゼロ知識から観たい
という方は
ここで読むのをやめて下さいね。
世界各地に突如、
謎の宇宙船が現れます。
娘を病気で亡くした悲しみをもつ
言語学者のルイーズ(女性)が
政府トップから召集され、
地球外生命体とコミュニケーションを
試みるというお話です。
予告編はこちら。↓
” 思考は話す言語で形成される ”
というサピア=ウォーフの仮説を
踏まえつつ、ルイーズが
地球外生命体と接触を重ねる中、
彼らの言語
(右側の黒い円形文字)↓を通じて
「時間は一方向に流れる」のではなく、
「過去」も「現在」も「未来」も
「たった今」と繋がっている
という概念を体得したルイーズは
次第に未来が見えるように。ワタシモナリタイ!
かたや、地球外生命体の出現を恐れ、
武力でぶつかろうとする各国トップ達を
どう止めればいいのか
途方に暮れるルイーズに、
「ここに来た理由は人類を助けるため」
「言語を使って
時を開け(未来を見ろ)」
というメッセージが
地球外生命体から放たれます。
さて映画の話は一旦ここまでとして、
ここから『日本語』の考察を
していきたいと思います。
英語のように子音が多いほど
相手に情報をたくさん
伝えられるのですが、
日本語は母音(=自然界に近い音)が多い為、
情報量は少ないが
相手に安らぎを伝える言語です。
それを赤ちゃんの頃から聞き、
幼児期から扱っている日本語族は穏やかであり、
また、虫の音を左脳で聞き取る為
「虫の音がメロディとして聞こえる」
のだそうです。↓
” 思考は話す言語で形成される ”
のが本当だとすれば
日本人が争いを好まず、
自然と調和するのが得意な理由は
「日本語を使っているから」
と言って過言ではないかもしれません。
日本の里山は、自然と共生する手本だとして
"SATOYAMA"が世界から注目を浴びています。↓
※企業「和える」さんのページより
しかし言葉が、本当にそんな
大きな力を持つのでしょうか?
世界人口の31.5%もの人が
信仰しているキリスト教の聖書には
「はじめに言葉があった」と
記載されています。
つまり”言葉が全ての世界を作った”
とされているわけですし、
旧約聖書「バベルの塔」の話には
” 傲慢になってきた人類に怒った神様が、
もとは一つだった人類の言語を
バラバラにして話が通じないようにした ”
という内容が登場するところを
みると、言葉の力は無視できない
のではないでしょうか?
話を映画に戻します。
「言語を使って時を開け(未来を見ろ)」
↓
未来をみれば
調和への糸口が見いだせる
という事なのですが、
映画中にこの調和を象徴する言葉として
「非ゼロ和」
という言葉が出てきます。
非ゼロ和:
複数の人が相互に影響しあう状況で、
ある1人の利益が、必ずしも他の誰かの
損失にならない状況
要するに「競争」の原理ではなく
「調和」の原理を採用せよという事です。
次に私が注目したのは、
地球外生命体の言語(右側の黒い円形文字↓)が
日本の古代文字(である可能性有)
「カタカムナ」と似ている点です。
「カタカムナ」は
その一文字一文字に意味があり、
宇宙の摂理を表現している
のではないかとも言われています。↓
※「Konohana Family」さんのホームページ
より画像をお借りしました
「カタ」は目に見える世界
「カム」は目には見えない世界
「ナ」は統合する”核”
つまり、目に見えない世界(エネルギー)が
目に見える世界(生命・物体・現象)を
作り出しているのがこの世界の本質だよ、
という教えです。
ちなみに記号のような文字は
二次元に見えますが、解析をしている方によれば
立体(三次元)だと言います。
※「カタカムナ~神話の奇跡~」/丸山修寛氏の
ウェブサイトより画像をお借りしました
なんだか日本との共通点を感じる。。
と思い調べてみると、監督が来日した際に
「日本のデザイン、筆や禅的なものに
影響を受けているんだ。
ヘプタポッド(地球外生命体)に強い
存在感を抱いていて、僕にとってそれは
禅に通じるものだったから」
と発言しています。
ちなみに「禅」とは
「過去に執着せず今を生きる」姿のことです。
この映画では
人類の武器は「言語」であり、
それを正しく使うことで
調和の道を歩めるというメッセージを
我々に伝えています。
そしてそれは、古来から
「虫の音がメロディとして聞こえる」
つまり自然界と調和する
素養がある日本語族の
我々こそ最も自覚すべき
メッセージではないでしょうか?
(日本人が優れているという意味ではなく、
日本語にたまたまご縁があった人たちが
自覚すべきという意味)
ショーゲンさんが活動されている
動機とリンクしてきますね。↓
補足ですが、
1999年公開の「マトリックス」も
オープニングで鏡写しのカタカナが落ちてきます。
色々な映画の裏に、
日本とのつながりを探してみると
面白いかもしれませんね。
最後に
ご縁があってこのブログを見て下さった方へ。
本当にありがとうございます。
このブログは、
「日本人が目覚めれば世界は変わる!」
をテーマの一部にしております。