日本料理が世界的にみて独特な訳④ | これでいいの?日本の教育と子育て

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小5と中2、2児の母。福島県在住です。
中学受験やコロナを機に感じた事や気づきをつづります。
「子どもがわくわく出来る環境や社会をつくりたい」

こんにちわ!

ぎゅうちゃん2020です。

 

 

いつも見て下さる皆さんも、

たまたま見たよの皆さんも、

 

 

本当にありがとうございます。照れキラキラ

 

 

「Momoka Japan」さんの

Youtubeで日本食のすごさを実感して

書きはじめた「日本料理が~」シリーズ。↓

 

 

 

今回はシリーズ最終回なので、

ざっくりと過去の①~③を振り返ってみますと

 

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シリーズ①では、

 

 綺麗な水が豊富な日本だからこそ

 刺身などの「生食」が

 伝統的に食べられてきた。スプーンフォーク

 

シリーズ②では、

 

 日本料理の肝、「出汁(だし)」

 仏教や禅からくる

 精進料理と深く関わりがある。お願い

 

シリーズ③では、

 

 出汁が発展した理由は、

 日本の地形・地質に由来している。

 

 出汁の特徴は動物性が少なく、

 素材の味を引き出す点。おねがいキラキラ

 

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でした。①~③はいずれも

海外では見られないものです。

 

 

※このブログはこちらの書籍を

 参考に書かせて頂いております。↓

 

 

 

最終回となる今回のテーマは

「日本の発酵食

 

 

出雲神話に「発酵」が登場するので

その歴史は1,300年以上前びっくりハッという古さ。

 

 

↑最近ハマっている「しょうゆ麹(こうじ)」

 ご飯にめっちゃ合うんですっニコニコグッ

 

 

日本料理を支える

醤油や味噌、みりん、お酢

といった調味料は

 

 

どれも麹菌(こうじきん)」

を使った発酵食品です。

 

 

 麹菌:

  ニホンコウジカビ。日本の国菌。

  たんぱく質を分解するプロテアーゼと

  でんぷん質を分解するアミラーゼ、

  2つの酵素を持ち、これによって

  素材のうま味と甘みが引き出される。

 

 

日本では長年(奈良時代~江戸時代)

肉食を避けてきました。いのししバツレッド

 

 

それは、古来からある

「穢れ(けがれ)」の思想と、

 

 

殺生は罪であるという

仏教の思想が結びついた結果

だと言われています。

 

 

これにより日本人の食事には

動物性たんぱく質や油脂が

足りていなかったので、

 

 

動物性たんぱく質や油脂に

頼らなくても

 

 

ご飯を美味しく食べる方法として、

「うま味」※が強く求められました。

 

 

※「うま味」を世界で最初に発見したのは

  日本の物理化学者、池田菊苗氏

 

 

油脂なしでおいしさ(=うま味)を生む、

「麹菌」による発酵食品

 

 

魚や野菜を中心とする

日本人の食事にぴったり合った

という訳ですね。爆  笑スプーンフォークキラキラ

 

 

また、日本料理の原点は

「神人共食(しんじんきょうしょく)

です。

 

 

 神人共食:

  豊かな自然の恵みを得られると、

  神様のおかげと感謝し、神様に食事を

  捧げ、自分たちも一緒に食べること

 

 

正月に鏡餅を備え、鏡餅門松

おせち料理や雑煮を食べるのは

その名残りと言われています。

 

 

このように、日本食と海外の食事を

比較すると大きく違います。

 

 

なぜそんな違いが生まれたのか、

その理由を探っていくと

 

 

日本が水と山、

そして海の恵みという

 

 

自然に恵まれていた土地だからであり、

 

 

また、日本人の自然に対する

価値観も大きく

関わっている事が分かります。

 

 

いや~、日本って本当に

恵まれた国なんですね!!

おねがい日本キラキラ

 

 

「SDGsを守ろう」とか「昆虫食を!

とか声高に言う前に、

 

 

動物性食材を多用しなくても

美味しい料理を実現してきた

昔からある日本の食べ物を おにぎりお茶

 

 

もう一度見直す方が、

地球環境によい暮らしが実現していく

かもしれませんね地球キラキラ

 

 

 

最後に

ご縁があってこのブログを見て下さった方へ。
本当にありがとうございます。


このブログは、

「日本人が目覚めれば世界は変わる!」

をテーマの一部にしております。