文章を中央寄せで書く「センタリング」。
ブログやLP (ランディングページ)でセンタリングを使っている人を見かけますが……
ライターとしての案件で、センタリングを使った経験は少なかった。。
なぜセンタリングが選ばれないのか?
なんとなくセンタリングしている人は
参考にしていただけたら嬉しいです!
「海わたし」の「デリケートゾーンが痒い! 塩水でデリケートゾーンをケアした結果」
の一部で文字揃えを比較してみると……
▼例)左寄せ
▼例)中央寄せ(センタリング)
▼例)右寄せ
一番よく見かけるのが「左寄せ」
「右寄せ」で書いている人は少ないかもしれませんが
「中央寄せ(センタリング)」はときどき見かけます。
どのレイアウトが好みですか?
読みやすさ、読むときに煩わしく感じないか考えてくださいね。
やっぱり、読みづらさは無視できません。
文章は横書きの場合、左から始まるのが一般的。
それがセンタリングにすると、
文章の開始箇所がバラバラになるのです。
眼球を動かす……
それだけで読み手の負担が増えることを頭に置いておきましょう。
さらに、センタリングで一文が長くなると
ますます見え方が複雑になります。
パソコンやスマホなどの都合で改行のタイミングがずれると、、どうでしょうか?
一般的な書籍の場合、横書きの場合は左揃えが多い。
学校や会社で配布されるプリントも左揃えが圧倒的に多い。
見慣れている=安心感
左揃えにしておけば、
「改行すれば左に戻る」という分かりやすさがあり
読みやすいですし、安心感があるのです。
センタリングは、
パソコンならまだ大丈夫かもしれませんが
パソコンで作ったものをスマホで見ると
読みづらさが強まる傾向も……
読む人の機器の設定で、文字の大きさが違うので
文章が折り返される箇所が異なる。
(文字の大きさによって行数も違う)
なので、読む人によってレイアウトが変わらない紙媒体なら
センタリングが効果的な場合があるし
センタリングを含めたデザインを練ることができます。
過去、私が担当したセンタリング案件のなかに
とある工務店のリーフレット(紙)があります。
家を建てることにワクワクするような言葉を添えて
リーフレットの冒頭だけをセンタリングにしました。
紙なので、読む人によってレイアウトが変わらないため
読みづらさを防ぐような文字サイズや行間をデザイナーさんが組んでくれました。
私は文章を担当。
ポエムや詩に近いような文章で、
工務店さんが作る家の「温かさ」「未来に繋がる」などの
コンセプトに繋がるような雰囲気作りを心がけました。
センタリングは、使い方次第で世界観を作れます。
ブログでセンタリングが有効なのは、
ブログを書いている本人、扱っている商品の「世界観」がウリになっている場合です。
多少の読みづらさよりも、「世界観」に価値を感じてもらえるなら
センタリングを使うのはOKです。
芸能人などは、その人が発信していることが重要で
読みやすさは二の次なのです。
ただ、ノウハウ等の情報に価値がある場合は
センタリングの使用は慎重に。
ブログ読者の目線で考えてみてくださいね。
※Instagramの画像などではセンタリングがOKな場合もございます。
今回は、ブログに焦点を当てて説明しました。
▼▼参考記事▼▼
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