麺屋一燈 濃厚魚介鶏白湯ラーメン(200421発売実食レビュー | クソまずいカップ麺を求めて

クソまずいカップ麺を求めて

元々はクソまずカップ麺を探して酷評するブログでしたが、やる気低下中のためドラレコ収集を楽しんでいます。
カップ麺も月一ペースでうpするんで、ご理解ください。
月2ペースに復活が一応目標です。

山口達也が自殺しないように気をつけなきゃいかん。
本品は
東京の有名店の味を再現
ホタテ鶏油
原材料にあるポテトフレークの文字
の3点が特徴です。


開封。高級品なのでスープ関連が充実。


完成。見た目は無個性。


チャーシューをエロく撮ることが趣味。


●レビュー
ホタテを前面に出した商品は食べたことがない。出汁としてはメジャーなだけにあまりラーメンでメインに使われていないのは不思議だ。
まあ高い商品だし旨いだろうなと思うわけだ。

そしてこれがめちゃくちゃ旨い。

鶏白湯と牡蠣の組み合わせは近年よく見られるのだがどれもあまり完成されていない。牡蠣の香りが目立たないのだ。
ところがホタテ鶏白湯となると違ってくる。
出汁としてはよりポピュラーなホタテの中華スープとしての安定感。
牡蠣ほど臭みがなく、香りの系統としてはほとんど同じでありながらやはり慣れ親しんだ華やかな中華の香りの定番。
そこに鶏の出汁が合わさって実にクラシカルである。
かといって業務用スープのようにつまらない味にはなっていない。
鶏とホタテの2つの香りが大きくクローズアップされているので よりリアルな素材の旨味がダイレクトに伝わってくる。
バランスが完成されてるのだ。

色々原因を考えてみると気になる点が2つ。
まず本品は日清食品製なのだが、日清の鶏白湯や豚骨といえば何でもかんでも困った時のクリーミングパウダーという脱脂粉乳が原材料欄に書かれていて萎えまくる日々が続いていた。
この魔法の粉は確かに濃厚なテイストを生み出すのに一役買ってるようなのだが、舌触りが丸くて退屈。特有の香りも余計で無個性なカップ麺を生み出す元凶になっていたと思う。
だが今回はそれが入っていない。と同時にホタテエキスにより貝出汁特有のエグ味がしっかり角を立てているのが良い。

そしてもう1つは原材料欄の見慣れないポテトフレークの文字。
これはどうやらスープのとろみをつけるために入っているらしい。とろみをつけるだけなら他にも増粘剤はあるはずだが、あえてじゃがいもの香りがつくであろうこの材料を入れることで よくわからんがスープのバランスに良い効果を発揮したのではないかと思った。
いずれにせよ今後もリピート必至の珠玉商品である。

評価★★★★★
レギュラー商品らしいのでローソンで買ってみよう。好き嫌いの別れないクラシカルな最高中華スープ!

●データ
ノンフライ麺
一食121g
カロリー466kcal
炭水化物63.4g
価格278円


管理コード、2009食